太田房江の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○太田房江君 御質問ありがとうございます。
私が参りましたこのさくら中学校と申しますのは、元々慶応大学の教授でいらっしゃいました岩男壽美子教授が始められまして、そして女子寮を造られたわけです。
行ってみればすぐ分かるんですけれども、市街地からその中学校に行く道は、もう劣悪どころではなく、バスに乗っておりましてもこちらが気分が悪くなるぐらい、凸凹道よりももっとすごい状況でございました。雨が降ればそこが川になって、とても人の通行ができないというようなところに学校があるわけです。当然通うのは無理ですし、通学するためにそこを通りますと性被害に遭うというようなことが多発をしているそうです。岩男壽美子教授の御厚意によって造られた女子寮によって、その地域の女子学生の教育の権利というのが守られることになったんですけれども、まだ本当に一部地域に限られているということ、そしてそれがアフリカ全域の大きな問題であるということ、私も、不勉強でしたけれども、こういった実態がまだアフリカには多く残っているんだということ、承知をしておりませんでした。
先ほどから経済協力のハードからソフトへということが指摘されておりますけれども、ソフトをつくり上げるにもハードの基盤が必要です。この女子寮というのは、恐らくアフリカ中の中学校、高校の女子学生が待ち望んでいる施設だと思います。しかも、それほど大きなお金が掛かるということではございません。アフリカは日本と異なりましてと言うと語弊がありますけれども、ジェンダー指数は大変高うございます。政府においても、例えばウガンダでは議長さんが女性でしたし、そして今三割が、三割の国会議員が女性であると、これを五割に引き上げたいということでございましたけれども、それにつけても教育の基盤が必要であり、また、理科教育に対して、女性、これからどんどん力を入れたいということでございました。
国の成長を担うために女子、女性が活躍をしていくということはどの国においても重要ですけれども、特にアフリカのように全ての能力をしっかり生かしていくという観点からは、今申し上げたような、最も基礎的なインフラである女子寮というのをアフリカ中に広めていくということをやれば、私は日本のODAに対する評価は大変高まっていくという確信を得たところでございます。
ありがとうございます。