北岡伸一の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○参考人(北岡伸一君) 御質問ありがとうございます。
 JICAの在外の協力隊は、シニアボランティアには随伴家族も一部おられますけれども、合計およそ二千名おられまして、全員引き揚げました。この最後の引揚げ作業、結構一部の国で交通事情で大変でございましたが、無事帰りまして、二次感染もなし、全員無事でございます。
 そのうち、ほぼもう任期満了に近い人はこれで打切りといたしました。それ以外の方は、状況が改善すれば再派遣するという予定でございます。その第一陣に当たる人たちにアンケートを取って聞いてみたところ、三百六人の方に聞いたら、三百人は是非戻りたいと、続けたいと言っておるので、大変頼もしく思っているところでございます。ただし、後ろの方は、二〇二〇年春募集は中止いたしました。
 今後、こうした待機中、あるいはもうすぐ、一番新しい方がまだ訓練が始まっていない、訓練これからという方もいらっしゃるんですけれども、そうした我々と約束できている方々をどうするかという点でございます。
 一時帰国した方については、この一時帰国という場合には手当を出すことができます。百二十日を限度といたしまして、一日大体三千円ぐらいを出すことができます。そうすると、ですから月に約九万円です。それとまた、それ以外にうちがない人についてはまた別途住居手当というのを出すことが可能です。これは、ただ、百二十日なので、これが更に延びたらどうなるかなと、これはまたいろんな工夫を政府にお願いせざるを得ないかなというふうに考えているところでございます。事態の好転を願っております。
 さて、それ以外に今どうするかという点で、彼らは利他、ほかの人のために働いて日本のために頑張ろうという人たちです。気力も体力もあります。こういう人たちを一体どうしようかというので、幾つか考えております。みんな、皆さん御自分で判断していただくんですけど、我々はいろんなチャンスを紹介しようとしています。
 例えば、今、一方で外国人労働者の流入が止まって人手不足で困っているところがございます。例えば一部の農村とか、そういうところに例えば援農に行ってみませんか、決して強制はしませんというようなことをお願いしたり、それから、何かその他のボランティア活動をしませんかというのを御紹介ベースで幾つかやっております。
 第二に、これはまだ計画段階でありますが、せっかくなので更にその彼らの語学や専門をパワーアップするために一時大学院に行って勉強することをしませんかと。これまた若干の追加の予算が必要になるかもしれないんですけれども、そういうことも考えております。
 第三に、遠隔でもできる協力はあるでしょうと。例えば日本語教育とか、そういうことにやってもらおうということもやっておりまして、徐々に、少しずつですけれども、こういうことは広がっております。
 とにかく、皆やりたいというふうに思っておりますので、是非再度行っていただけるように努力したいと思っております。

発言情報

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発言者: 北岡伸一

speaker_id: 5844

日付: 2020-06-01

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会