菅義偉の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(菅義偉君) 内閣官房及び内閣府の事務を担当する国務大臣として、所信の一端を申し述べます。
本年四月、文仁親王殿下が皇嗣となられることを明らかにし、内外の代表がお祝いする立皇嗣の礼が行われます。国民の祝福の中で、滞りなく行われるよう、準備に万全を期してまいります。
安倍内閣は、発足以来、経済の再生、東日本大震災からの復興、地方創生、一億総活躍、働き方改革など、各般の重要課題に全力で取り組んでまいりました。
今国会におきましても、少子高齢化の克服、全世代型社会保障、デフレからの脱却、災害復旧・復興、激動する国際情勢への対応など、困難な課題に真っ正面から立ち向かう所存です。
内閣官房及び内閣府は、内閣の重要政策に関する企画立案及び総合調整を図る役割を担っており、私は、各大臣と緊密な連携を図りつつ、内閣の要として、これらの課題に全力で取り組んでまいる決意です。
内閣官房におきましては、直面する新型コロナウイルス感染症への対応など国際的に脅威となる感染症の対策、大規模自然災害を始め、北朝鮮による弾道ミサイル等の発射、重大事故、テロ、サイバー攻撃等への危機管理対応、外交・安全保障政策の機動的、戦略的な遂行、複雑多様化する国際情勢や一段と厳しさを増す国際テロ情勢に対応するための情報収集・集約・分析機能の強化、情報保全の更なる徹底、普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設を始めとする沖縄の基地負担軽減及び未来志向のアイヌ政策の推進等に取り組んでまいります。
また、北朝鮮問題については、一昨年六月の米朝首脳共同声明で確認されたとおり、朝鮮半島の完全な非核化に向けた北朝鮮のコミットメントを含む両首脳間の合意が完全かつ迅速に履行されることが重要です。北東アジアにおける真の平和の実現のため、引き続き、日米、日米韓三か国で一層緊密に連携していく考えであります。
あわせて、安倍内閣が取り組む重要課題について、国民の皆様や国際社会に向けてしっかりと情報発信してまいります。
内閣府におきましては、広範な重要政策に関し、経済財政諮問会議などを活用して英知を集め、総合的、戦略的な企画立案を行い、各般の施策を的確に推進するとともに、私の直接の担当分野である国際平和協力業務、政府広報、栄典行政などについても適切に推進してまいります。
なお、今後御審議をお願いすることを予定しております法案は、いずれも現下の重要政策課題を実現、推進するために必要なものであります。その内容につきましては、逐次御説明をしてまいりますが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
水落委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力をお願いを申し上げます。
引き続きまして、令和二年度における皇室費、内閣及び内閣府関係予算について、その概要を御説明申し上げます。
皇室費の令和二年度における歳出予算要求額は、内廷費、宮廷費及び皇族費を合わせて百十五億七千三百万円を計上しております。
次に、内閣所管の令和二年度における歳出予算要求額のうち、内閣官房に係るものとして、内閣の重要政策に関する総合調整等のための経費千六百五十七億四千九百万円、内閣法制局に係るものとして、法令審査等のための経費十二億二千二百万円、人事院に係るものとして、人事行政等のための経費九十一億三千二百万円を計上しております。
次に、内閣府所管の令和二年度における歳出予算要求額のうち、内閣府本府に係るものとして、各般の施策における総合的、戦略的な企画立案及び施策の的確な推進のための経費四兆三千六百三十四億六千八百万円、宮内庁に係るものとして、その人件費、事務処理のための経費百二十二億四千九百万円、個人情報保護委員会に係るものとして、個人情報の保護及び利活用の推進等を図るための経費四十一億五千五百万円、カジノ管理委員会に係るものとして、カジノ施設の設置及び運営に関する秩序及び安全の確保を図るための経費三十八億一千三百万円、消費者庁に係るものとして、消費者の安全、安心の確保、地方消費者行政の推進等を図るための経費百十九億九千四百万円を計上しております。
以上をもちまして、令和二年度の皇室費、内閣及び内閣府関係予算の概要の説明を終わります。