紙智子の発言 (農林水産委員会)

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○紙智子君 日本共産党の紙智子でございます。
 まず初めに、各会派の御理解を得てこうした質問の機会を与えていただきまして、心から感謝を申し上げます。
 それでは、早速ですけれども、提案者に伺います。
 この改正案の大きなポイントは、アフリカ豚コレラ、豚熱というふうに変えるということなんですけれども、ASFが蔓延し又は蔓延するおそれがある場合であって蔓延防止が困難である場合、患畜及び疑似患畜以外の家畜、つまり健康な豚であっても、殺すことをやむを得ないと認めるときには予防的殺処分ができるという内容であります。
 それで、予防的殺処分は、二〇一〇年の平成二十二年に議員立法によって可能になったものだと思います。当時、宮崎で口蹄疫の感染が続いていて、その感染力の強さから、殺処分、埋却処分、処理が追い付かない状況に至って、そして地域社会や地域経済全体に深刻な影響を与えるおそれがあるということから、この予防的殺処分の規定を作ったというふうに理解をしています。
 そこでなんですけれども、口蹄疫の場合と今回は少し違うと。それは、口蹄疫の場合は既に感染拡大は続いていた状況だったわけですよね。今回は、国内でASF、つまりアフリカ豚コレラは発生まだしていないということであります。この状況で予防的殺処分を可能にする理由あるいは判断があったんだと思うんですね。
 そこで、提出者にお聞きするのは、国内でアフリカ豚コレラが発生していない状況の下でこの予防的殺処分を可能にせざるを得ないその緊急性、切迫性をどのように認識され、どのような議論がなされたのか、そして提出に至ったのかということをお聞きをしたいと思います。

発言情報

speech_id: 120115007X00120200130_011

発言者: 紙智子

speaker_id: 14955

日付: 2020-01-30

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会