赤羽一嘉の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(赤羽一嘉君) お尋ねがございました観光先進国の実現に向けた取組についてお答えさせていただきます。
 本年は、訪日外国人旅行者数四千万人の目標年であるとともに、二〇三〇年六千万人の目標の実現に向けたスタートの年でもございます。さらに、いよいよこの夏、東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、我が国への関心がかつてないほど高まることが予想されます。
 この絶好の機会を活用し、日本博との連携も進めつつ、我が国、そして各地域が有する多様な魅力を世界中に発信するキャンペーンを強力に展開してまいります。
 他方、御指摘のとおり、地方への誘客を進め、東京、京都など一部の観光地に集中している旅行者を広く全国各地に呼び込むとともに、消費機会を創出することによって消費額の更なる拡大を図っていくことが、目標達成のため、そしてオーバーツーリズム解消のために今後の大きな課題であると考えております。
 我が国の各地方には、伝統文化、芸術、歴史、風俗習慣など、まだまだ多くの魅力ある観光資源が眠っております。これらを磨き上げ、開花させていくことは、地方への誘客や消費拡大につながるだけでなく、それによって地域住民が自らの地域の価値を見詰め直し、誇りと希望を持ち、主体者として地方創生を進めていくことになると考えております。こうした観光が本来有する真の価値を体現していけるよう、地域の意欲ある取組に寄り添いながら、しっかりと支援してまいります。
 さらに、東京大会には、障害を持たれた外国人選手、観客の御来訪も数多く見込まれております。障害の有無にかかわらず、全ての人が共生できる真の共生社会の実現を本大会のレガシーとすべく、多言語での情報発信の強化などの外国人旅行者の受入れ環境整備と併せて、全ての人が旅する喜びを享受できるよう、交通、宿泊、飲食、小売等の各分野でハード、ソフトのバリアフリー化の取組を加速させてまいります。
 また、四千万人、六千万人といった目標の達成には、近隣諸国との観光交流の活性化が不可欠です。本年、日本がホスト国となる日中韓観光大臣会合を兵庫県淡路島で開催するよう準備を進めているところであり、私自身先頭に立ち、中国、韓国との観光交流の拡大に取り組んでまいります。
 観光は、地方創生の切り札です。地域が有する豊かな自然を磨いて力強く発信し、世界中から外国人旅行者を呼び込むことで、厳しい人口減少、少子高齢化に直面する地域にもいま一度にぎわいと活気をもたらすことができます。
 地方への誘客と消費額の拡大を共に達成し、真の観光先進国を実現するべく、政府一丸、官民一体となって取り組んでまいります。
 以上でございます。(拍手)
    ─────────────

発言情報

speech_id: 120115254X00320200124_004

発言者: 赤羽一嘉

speaker_id: 22425

日付: 2020-01-24

院: 参議院

会議名: 本会議