猪口邦子の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○猪口邦子君 ありがとうございます。
 それでは、財務大臣にお伺いしたいと思います。
 麻生大臣、日本経済含め世界経済の対応、これをずっと注力してこられました。今、G7、G20など、このような多国間の協議枠組み、これを活用すること、また、財務大臣会合もテレビであったと思いますけれども、そのような協調枠組み、大国間協調についてどうお考えかということをお伺いしたいんです。
 私が想起しますのは、ちょっと昔なんですけれども、一九七三年の冬の石油危機のときのことです。実は、G7はこれの直後に結成された対話の枠組みでありまして、そのとき、まさにこのコロナウイルスとちょっと似ていて、そのとき大きな打撃、このときは原油価格四倍ということでございましたけれども、全ての国をヒットする、共通にその打撃を受ける、そしてその対応の中からその後のそれぞれの国の運命が大きく分岐していく、そのような局面でした。
 今回のコロナウイルスの対策、これに何とか成功して、ここから出てくる日本の経済は新たなパラダイムシフト遂げているというようなまた救済策が必要であると思いますけれども、当時のことを思いますと、それまでの大量生産、大量消費から世界一の省エネ国家へと大転換し、もはや高度成長の国というよりも世界的な経済大国に、まさにこの石油危機越えてなっていったことを思い出します。
 そして、当時は、フランスの大統領、ジスカールデスタンで、ランブイエの古城にみんな集まってくれと、その会議、六か国で行い、翌年からカナダが入ったんですけれども、そのとき、私は思い出すのは、戦後主要な国際枠組みで日本が原加盟国としてなった最初のそのようなもの、そして今日までそこでリーダーシップが期待されている、そのようなG7の枠組み、これは財務大臣会合もあり、首脳会合もテレビでありということのお話でございます。
 今、世界の金融筋でいろいろ言われているもので、コロナがブラックスワン、黒鳥であるとすれば、三頭の灰色のサイがいると、グレーライノ。それは今まで、まあ、まずいかなと思いつつも大きな問題に取りあえずならなかった、それがそれをきっかけに動くとなると大変だろうと。例えば、世界経済はそろそろピークだという問題、あるいは超金融緩和を継続してきてこれが限界だという問題、それから世界中の企業が借りている債務残高、史上最大で、過剰債務大丈夫かという問題。
 このほかにもあるかもしれませんけれども、要は、マクロ経済に本当に注意しないとならないという、このことがこのコロナから何かきっかけで出てくる危険性があるという意味で一層このG7、G20の枠が大事と思いますが、お願いします。

発言情報

speech_id: 120115261X01120200316_011

発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2020-03-16

院: 参議院

会議名: 予算委員会