麻生太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) 第二次オイルショックが出た翌年に東京宣言が出されたんだと記憶をしますけど、ちょっと余り、今言われましたのでちょっと正確な記憶じゃありませんけど、そんなもんだったと思うんですが。少なくとも今回の話は、最初は何となくアジアだけの話と思っていたのが、いつの間にかヨーロッパ、続いてアメリカにわんわん広まっていったという形になって、今緊急経済宣言とかいろんな話が出ていますけれども。
私どもとしては、三月初め頃でしたが、この話を働きかけまして、G7の財務大臣・中央銀行総裁によります電話会談をやらせていただいております。この電話会談によって、日本からはこの問題に迅速にいかに対応しているかという例をいろいろ申し上げたんですが、その前の、一週間前にやっておりましたリノのG20の財務大臣・中央銀行総裁会議でも、ほとんどこの話題はアジアだけの話というような態度だったのが一週間でごろっと変わっておりましたので、そういった意味では日本のいろんな話が大変有効に使われたんだと思っておりますが。その後、三月の六日でしたが、今度はG20も同様に声明を発表させていただいておりますが、今、更に感染を拡大していきつつあるような感じのするヨーロッパとか、そうですね、中東のイランとかいろいろな話が出ていますけれども、そういったような状況になってきているんだと思いますが。
今、ブラックスワンとグレーリノという話をされましたけれども、何となく、予期せぬことが起きたやつがブラックスワンで、その対処法として最初から分かっているのにもかかわらずその対応が遅らされているのがグレーリノ、いわゆるグレー色のサイですかね、そういったような話で使われる話なんですけれども。これ、先行きについてのリスクというのはそういう不透明なところがありますものですから、いつこれが更にどうなってくるのか、終息するのかそうじゃないのかって、何となくこちらの方は少しずつ退院者の数は増えておりますし、二週間すると薬もないのに退院していっている人が大勢じゃないかということを言われるお医者さんもおられますので、そういった意味では、私どもとしては、全ての適切な政策手段を用いるというコミットを全G7で確認したところやら、G20でも同じようなことを確認できたのが大きくて、その後の財務官会合でも同じようなことでやらせていただいておりますので、いずれにしても、私としては、今は、日本内におきましては、被害を最小限に抑えるということ、それから経済的というか政治的には雇用を維持することとか、また事業を継続させていくようなことに当面は最優先課題にしておりますけれども、いずれにしても、この終息状態がどういった状態で終息していくのかというところをよく見極めた上できちんと対応させていただかにゃ、いかねばならぬと思っております。