茂木敏充の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(茂木敏充君) 猪口委員、軍縮大使もお務めになりまして、核軍縮の問題について高い関心をお持ちであることはよく存じ上げております。
 御指摘のNPTの運用検討会議の延期につきましては、今決定されているものではありませんが、延期も含めた同会議の在り方について検討がなされているところであります。
 我が国、唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取組をリードしていく使命を有しております。これは我が国の確固たる方針であります。
 しかし、国際社会では、核軍縮の進め方をめぐる国家間の立場の違いが見られるところでありまして、その中で核軍縮を進めていくためには、透明性や核軍縮検証等、各国が共に取り組むことのできる共通の基盤となり得る具体的な措置を見出す努力、こういったものを粘り強く続けていくことが重要であります。
 こうした観点も含めまして、日本として、核軍縮の実質的な進展のための賢人会議におけます議論の成果も活用しながら、各国間の信頼関係の再構築、そして相互の関与や対話を促すなど、核軍縮の進展に向けた国際的な議論に積極的に貢献をしております。
 特に本年は、五年に一度、先ほど申し上げたNPTの運用検討会議が予定をされているところでありまして、NPT、国際的な核軍縮・不拡散体制の基礎であります。我が国はNPT体制の維持強化を重視しておりまして、この運用検討会議、どういう形になるか今後検討いたしますが、意義のある成果を収めることとなるように、軍縮・不拡散イニシアティブ、NPDIの取組を通じて提案を続けていきたいと思っております。
 また、核兵器国も参加をする取組であります包括的核実験禁止条約、CTBTの発効促進や、核兵器用核分裂物質生産禁止条約、FMCTの交渉開始に向けた各国への働きかけについても粘り強く行っていきたいと思っております。

発言情報

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発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2020-03-16

院: 参議院

会議名: 予算委員会