堂故茂の発言 (行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会)

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○堂故茂君 首長によってはかなり熱心にポリシーを持ってこのことを進めている自治体が幾つか見受けられるようになってきました。かなりそれは、市民に、県民に対してもかなり説得力があって、いい方向に動こうとしている自治体も出始めているのではないかなと思います。国としても、そのことを正面から取り入れて研究していってもらいたいなと思います。
 最後の質問ですが、今度のコロナウイルスの脅威や、近年各地での、主に水害ですけれども、温暖化による水害、あるいは今後想定される首都直下の地震、東南海の地震、そんなことなどを考えると、日本の社会の在り方これでいいのかと、そういう多くの皆さんが危機感を感じているのではないかなと思います。
 国連では持続可能な開発目標、SDGsの達成に向けて取組が始まっています。世界的な動きになって、それぞれの各国、社会を変えようとしています。また、日本としても、このSDGsに呼応しながら、ロボットやAIといった先端技術と今年から始まる5Gなどの通信技術を融合させて、経済発展とそれから人口減少などの社会的課題を両立させていくソサエティー五・〇、目標にしておられます。この実現は、日本の地域社会を大きく変えていく可能性がある大変なチャンスを秘めているのではないかと思います。
 私も首長をしておりましたが、私はちっちゃな町でしたが、十万から二十万ぐらいの町の市町村というのは、非常に、経済的な基盤もあるし、また人のコミュニティーのつながりも強い。その中で大変いい仕事しているなと、ちょっと羨ましい気持ちになりました。そういう、都市が元気があって県を元気にし引っ張っていく、そして日本を引っ張っていく、そういう社会をちょっとイメージすると、やっぱり、地域の産業、地域の文化、コミュニティーの力、あるいは心の通った医療、福祉が展開される活力ある地方都市が集まってこそ日本の力が出てくるのではないかと。
 今申し上げましたように、中央集権、中央集中という社会というのは非常に危険だ、また幸福度も低いのではないかと、そんなことを思うと、分権分散型の社会へ、かねてから言われてきたのかもしれませんが、本気を出して、そういう地方都市、地方の元気を引き出すそういう施策を思い切って進めていくべきではないかなと思います。
 所感を伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 120115352X00220200525_013

発言者: 堂故茂

speaker_id: 22468

日付: 2020-05-25

院: 参議院

会議名: 行政監視委員会国と地方の行政の役割分担に関する小委員会