牧原秀樹の発言 (環境委員会)

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○牧原委員 おはようございます。
 きょうは、この新しい体制になっての一人目の質問の機会をいただきまして、石原委員長を始め理事の皆様、委員の皆様にも感謝を申し上げる次第でございます。
 私も、今度、自民党の環境部会長というのになりまして、前が経産副大臣でありましたので、その前は環境政務官をやっておりましたけれども、経産から環境の部会長になるというのはそれなりの意味があるんだろうなと思っていたところ、菅総理が二〇五〇年のカーボンニュートラルということを打ち出されました。
 二〇一三年の比で二六%の削減、これがいわゆるパリ協定での目標でございまして、このとき私は党で地球温暖化対策の事務局長としてこの取りまとめに、当時の梶原局長なんかがもう相当打合せを行って決めましたけれども、あの二六も、三〇を主張する環境省と二〇を主張する経産省で相当な綱引きがあって、最後、二五から一歩、環境省側が一応環境に鑑みるということで二六に決まった、こういう経緯がございました。
 その後、私は、パリ協定のときにも、環境に関心のある議員で現地にも行きまして、場の雰囲気も感じましたけれども、それも最後の最後までなかなか決まらないというような状況で、大変な苦労の末、あの目標が決まりました。
 それでも大変な状況でございます。
 きょう、資料一でお配りしていますように、二〇一八年度の確報値の、いわゆる温室効果ガスの排出量、総量で十二億四千万トンですけれども、これは、二〇一三年が今の目標の基準でございますので、ちょっと高くなっているところをとっているんですよね。これは、東日本大震災の後、原発が全てとまっていて火力発電が非常に主力に、ほとんど主力だった、こういう状況のもと、二〇一三年というのは比較的排出量が多かったのでここを目標にとった、こういうことでございます。
 これを見ると、この高いところから現在に至るまで少しずつ減っているわけですけれども、二〇三〇年の時点での二六%削減というような曲線ではないことは明らかです。
 カーボンニュートラルになりますと、二〇五〇のときにはこれが事実上なくなるぐらいまで落ちないといけない。もちろん、森林吸収源とか吸収する部分がありますし、省エネ等も鑑みていくんでしょうけれども、しかし、吸収源といっても、京都議定書とかだと千三百万トンがマックスとか、その程度なので、この億トンであらわされるようなことには余り大きく影響しないと私は見ています。
 そう考えますと、この二〇五〇カーボンニュートラルは、目標としてはすばらしいし、タイミングとしてもすばらしいし、これはぜひ国を挙げてこのことを生かしていかなけりゃいけないと思いますけれども、相当に大変な道のりであります。
 二〇五〇年、三十年後といいますと、私は七十九歳、大臣は六十九歳ですから、私の場合はちょっと微妙かもしれませんが、大臣はまだまだ現職である可能性も非常に高いですし、そう考えると、これは将来の、言っちゃった目標じゃなくて、必ず実現しなきゃいけない、そのとき責任が問われる目標だと私は思います。
 そう考えますと、この二〇五〇年のカーボンニュートラル、相当真剣に取り組む前提として、今申し上げたように、二〇三〇年度のこの目標、これも見直さないと、二〇三〇年度は二〇一三年度比の二六で、二〇五〇年にはカーボンニュートラル、これは無理ですから、これを見直さなければいけない、こう思っております。
 このスケジュールあるいは見通しについて、まず大臣にお伺いします。

発言情報

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発言者: 牧原秀樹

speaker_id: 28289

日付: 2020-11-17

院: 衆議院

会議名: 環境委員会