茂木敏充の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○茂木国務大臣 衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会の開催に当たり、御挨拶を申し上げるとともに、北朝鮮をめぐる最近の状況について御報告します。
 我が国として、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を目指す考えに変わりはありません。
 拉致問題は、菅内閣の最重要課題です。本年二月に有本嘉代子さんが、また六月には横田滋さんが、御令嬢の有本恵子さん、横田めぐみさんの御帰国を待ちながらお亡くなりになりました。嘉代子さん、滋さんの御存命中に、恵子さん、めぐみさんを帰国させることができなかったことは、痛恨のきわみです。御家族が御高齢となる中、拉致問題の解決には一刻の猶予もありません。我が国自身が主体的に取り組むことが重要であり、菅総理自身、条件をつけずに金正恩委員長と直接向き合う決意です。
 また、拉致問題は、国際社会共通の課題です。菅総理は就任後、トランプ大統領やバイデン次期大統領を始めとする各国首脳等との電話会談等において、拉致問題の早期解決に向けた支持を働きかけ、引き続き緊密に連携していくことなどを確認しています。
 私も、外務大臣として、あらゆる機会を捉えて拉致問題に関する我が国の立場を説明し、多くの国から支持と理解を得てきています。十月六日の日米外相会談では、北朝鮮の拉致問題を含む諸懸案の解決に向けて、今後も日米間で一層緊密に連携していくことで一致しました。十一月二十四日の日中外相会談でも、王毅国務委員に対して、拉致問題の早期解決に向けた理解と支持を求めました。引き続き、米国等とも緊密に連携しながら、拉致被害者の一日も早い帰国を実現するべく、菅総理のもと、政府一丸となって全力を尽くしていく考えです。
 加えて、北朝鮮は、関連する国連安保理決議に従った、全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄を依然として行っておりません。今後とも、日米、日米韓の三カ国で緊密に連携し、中国、ロシアを含む国際社会とも協力しながら、関連する安保理決議の完全な履行を進め、朝鮮半島の非核化を目指していきます。
 今後とも、古川委員長を始め、理事、委員各位の御指導と御理解を心からお願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 茂木敏充

speaker_id: 5551

日付: 2020-12-02

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会