茂木敏充の発言 (本会議)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(茂木敏充君) 浦野議員から、米国のTPP協定復帰及び日米貿易協定の第二段階の交渉についてお尋ねがありました。
現時点において、米次期政権の通商政策について予断することは差し控えたいと思います。
その上で申し上げれば、TPPについては、我が国としては、米国を含めできるだけ多くの国、地域がTPPに参加することが望ましいとの考えに変わりはありません。
日米貿易協定については、二〇一九年九月の日米貿易協定合意の際の共同声明で、今後の交渉については、まずはどの分野を交渉するかを日米間で協議することとなっております。新型コロナの影響等はありますが、日米間では、引き続き、この日米共同声明に沿って協議を行ってまいりたいと考えております。
次に、英国のTPP加入についてお尋ねがありました。
英国は従来からTPP11加入に関心を寄せており、トラス国際貿易大臣も、二〇二一年の早い時期にTPP11への加入を正式に要請する意向を表明しています。
TPP11協定は、この協定が定めるハイスタンダードを満たす意思のある全てのエコノミーに開かれており、我が国としても、英国のTPP加入への関心を歓迎し、その旨、先月訪日したトラス国際貿易大臣にも私から伝えているところであります。
加入申請は各国が個別に判断する事項であり、英国の加盟要請の時期や英国の新規加入に対する他のTPP参加国の考えについて予断する立場にありませんが、他のTPP参加国から英国の参加に特段の異論が出ているとは承知をしておらず、我が国としては、引き続き、TPP参加国と連携しつつ、英国の動向を注視するとともに、必要な情報提供等を行ってまいりたいと考えております。
英国との今後の連携深化についてお尋ねがありました。
我が国にとって、英国は基本的価値を共有するグローバルな戦略的パートナーであります。近年、日英間では、安保・防衛協力が飛躍的な進展を遂げており、引き続き、英国と、共同訓練、海洋安全保障、瀬取り対策、防衛装備品移転や共同研究を含む具体的な協力の一層の推進に努めてまいります。
また、八月の日英外相会談を始めとするさまざまな機会を通じて、中国や北朝鮮を含むさまざまな地域情勢について、日英両国で認識の共有を図るとともに、緊密に連携していくことを確認しているところであります。
引き続き、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を含む幅広い分野で日英関係を一層強化してまいりたいと考えております。
最後に、RCEPへのインドの参加についてお尋ねがありました。
RCEP協定については、現在、交渉の大詰めを迎えており、我が国としては、昨年十一月のRCEP共同首脳声明を踏まえて、RCEPの年内署名と貿易赤字拡大の懸念や幾つかの国内事情を抱えているインドの交渉復帰に向けて取り組んでいるところであります。
十億人を超える人口を抱え、近年、着実に経済成長を実現しているインドの重要性は言うまでもなく、インドがこの協定に参加することは極めて重要であり、我が国としては、インドの参加に向けて、引き続き主導的な役割を果たしていきたいと考えております。(拍手)
〔国務大臣梶山弘志君登壇〕