齋藤健の発言 (予算委員会)
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○齋藤(健)委員 これはお願いになりますけれども、何としても、TPPへのアメリカの復帰、これを真剣に追求していただきたいし、インドは現状難しいと思いますけれども、何とか仲間に入ってもらえるように引き続き努力をしていただきたいなというふうに思っています。
そう言いながら、一方、世界はやはり自国中心主義に傾きつつあるのは事実であります。通商問題は大事ですけれども、一方で、安全保障、特に食料安全保障というものも、実はここは今まで以上に真剣に捉えていかなくちゃいけない課題だと思っていますので、今後の交渉に当たっては、そこもしっかりと踏まえながら進めていっていただきたいと思います。
時間も限られてきたので、最後、子供宅食についてお伺いしたいと思います。
子供食堂というのが今全国に広がっているのは皆さん御案内だと思いますが、実は、コロナで、ああいう居場所を提供する形での子供のお手伝いというのは今できなくなってきているわけです。そのかわりに、例えば一人親の御家庭ですとか、そういうところに届けるという宅食、子供宅食という動きが少しずつ広まってきております。
この動きは非常にいい動きだなと思っていまして、今コロナで厳しい状況に置かれている御家庭がふえていて、ややもすると、自殺がふえたり、それからお子様の虐待につながったり、そういうおそれがある。そこに訪問していって食べ物を届けるというのは、これはすごく精神的にいい影響を与える活動だと思うので、ぜひ宅配のように出張っていって、子供を含めて、宅食、すばらしい活動だと思っています。
これは、国会議員による議員連盟もできまして、国の方も補正予算でお手伝いしてくださったりしているわけでありますが、残念ながら、今ここに政府の備蓄米があるじゃないか、この備蓄米を活用して宅食に提供できないか、そういう意見があるわけですが、子供食堂の方には、これは食育だから提供できます、しかし、届ける宅食の方は、これは食育に該当しないので、あるいは、福祉なので厚労省の問題ですということで、だめだと言われています。
私は、これこそが縦割りの弊害だと思っていまして、子供食堂ならいいけれども届けるのはだめだという、これは国民の当たり前の見地からいってもなかなか納得していただくことが難しいと思いますので、この子供宅食については、子供食堂には提供できるわけでありますので、ぜひ宅食にも提供できるように積極的に取り組んでいただきたいなということを、農林水産大臣に御答弁をいただけたらと思います。