麻生太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) これ中西先生、いわゆる株価というものは、これは先行指標の一つですから、その意味で、株価が上がってきたということは、今これから先はいいという意識が広まってこないと、企業の内容それだけ見ても、極めて内容が良くても株価は上がらぬということにもなりますので、株価というのは気分という景気の気の部分に非常に大きく影響されるもので、そういった意味では、まあアメリカもかなり混乱している状況ではありますけれども、少なくとも上院で共和党が多数を占めることはほぼ確実ということになりましたから、結果としてむちゃくちゃな税金が動いたりなんかすることはあり得ぬと、上院、下院でねじれましたから。そこで株価はぼんとこっちはもう引きずられて上がっているというような、そういった面もあるんだと思いますけれども。
いずれにしても、日本の場合は、コロナの影響というのがいろいろなところで出てきているところですけれども、おかげさまで、倒産とか、それに伴いまして失業とか、そういった比率を見ますと、ほかの国に比べては圧倒的に低く収まっておりますし、いろんな形での無利子無担保を、今言われましたけれども、いろんなものの財政効果が少しは上がった、上がっていると考えるべきで、これがなかったらもっとひどいことになっていただろうという感じは正直いたしております。それなりの効果はあったんだと思いますが。
ただ、これはずっとそういうことで継続してやっていくと今言われましたように更なる財政が悪化ということになりますので、どこかで発想を切り替えていかにゃいかぬ、自主再生という方向に切り替えていかにゃいかぬところなので、そういった意味では、一日も早く自主再生になるように我々はいろいろ努力をしていかにゃいかぬところだと思いますが、これは経営しておられる方々もいろいろな立場でやっておられるんだと思いますけれども、是非自立をやらにゃ、自立するという意識を持ってやっていただくということが肝腎かなという感じがしておるのが正直なところです。
いずれにしても、デフレというものが、ではない状況にはなりましたけれども、少なくとも、更なる成長を目指していくために財政を再建させながら経済も成長させるという、安倍内閣以来ずっと、菅内閣におきましても、この二律背反みたいなところを両方うまくやっていかねばならぬというところのバランスの取り方は引き続き配慮していかなきゃいかぬ大事なところだと思っております。