中西祐介の発言 (予算委員会)
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○中西祐介君 ありがとうございます。
まさに大事なことは、この医療資源というものを重症化される患者さんにしっかり振り向けられることだと思っておりますので、引き続きお願いしたいと思います。
今回、政府は、まさにこの新型コロナ対策に向けて、感染症の予防法と新型インフルエンザの特措法の改正によって対応を緊急的に行ったわけでありますが、まさにこれから世界では、地球の温暖化を見据えて、細菌感染の危険、危機というものも指摘をされております。これを機に、司令塔機能の強化とか組織体制の確立、また国と自治体の権限、役割の見直しなど、感染症を有事と捉えた法体系をしっかり整備する必要がないかというふうに思っております。
また、国境をまたぐ感染症に対して迅速に国際機関や諸外国と連携をするために、感染症分野で世界に通じる人材の育成、あるいはグローバルアライアンスでの貢献度を高めていく必要があると思っておりますので、積極的に対策を講じていただきたいというふうに思います。
次に、外交について伺いたいと思います。
この八年、日本は世界の経済、貿易の枠組みの推進に当たり極めて大きな存在感を示したと思っております。(資料提示)なかなか一枚で目にすることがないので今回まとめてみましたけれども、リーマン・ショックの後のG20とか、あるいはデジタル課税をめぐる交渉の主導とか、TPP11あるいは日EU・EPA、日米貿易協定から、直近では日英間の合意をまとめるなど多くの成果を上げてまいりました。
今日の報道では、十一月の十五日にはRCEP、中国、韓国、東南アジアを含めた東アジア地域の包括経済連携の合意が見るのではないかというふうな報道もあったわけでありますが、まさにこの世界人口における貿易額の六割、十三億人の方々の国をカバーをしているということになり、これはまさに日本の経済全体に裨益するだけではなくて、民主的で自由な世界全体の貿易ルール作りの促進につながり、ひいては安全保障にも直結する話であります。
さらに、今原油なんかの価格が下がっておりますので、貿易での稼ぎやすさというものを示す交易条件というものが我が国にとって大幅に改善をしている環境にあります。経済、外交の果実と貿易環境の改善を背に、コロナ後の日本経済の回復を期さねばいけないというふうに思っています。
先ほど総理もお触れいただきましたけれども、二〇五〇年カーボンニュートラルを目指される大きな方針でありますが、日本、これまで先進国の中でも排出の削減に努力を重ねてきた国であります。直接排出量では、エネルギー転換部門で四〇%、産業部門で二五%、運輸部門で一八%と、経済、産業に関わる分野で八割を超している状況であります。まさにこの目標実現のためには、経済の停滞なく排出削減をすると、社会変革にも近いこの官民での努力が間違いなく必要だと思っています。
三十年後の二〇五〇年ですので私が七十歳の世代になりますけれども、その日の達成、日の目を見るために国全体として長期的な覚悟が必要だと思っておりますし、国内で排出削減を目指すだけではなくて、日本の高い技術を世界に全面展開をして世界全体の排出量を減らすということは極めて大事だと思っております。
そこで、茂木大臣に、これまでの外交全体の経済外交の成果というものの評価を伺いたいと思います。
あわせて、日本の環境技術を世界に、海外に全面展開するために二国間クレジットを推進をして世界のCO2排出量を削減をすると、日本がリードしていくと、そういう強力な体制を確立すべきと考えておりますが、伺います。