中西祐介の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中西祐介君 非常にいいお言葉をいただきました。まさにこの改革をするインセンティブをどう与えるかということは極めて重要でありまして、単に自治体側がこれコスト増になるわけではなくて、改革をすることによって自治体もコスト負担につながるという分野でありますので、是非強力に御推進をいただきたいというふうに思っています。
 地方に関わる部分について伺いたいと思っております。
 私は四国で生まれ育って、非常に魅力の多い地域でもあります。しかし一方で、この地方財政、経済基盤、あるいはこの道路、8の字ネットワーク等もまだまだ整備状況が遅れておりますが、こうした格差の問題というものが国の政策によって大きなハンディキャップを強いられているということも実情であります。特に、BバイCの検討とか人口割りを基本としたこの民主主義制度の課題、その象徴が実はこの参議院選挙区の合区の課題に集約をされるのだと、私はこのように思っています。
 そもそも、主権者たる有権者自身が政治参画のアクセスに壁があってはいけないんだと思います。いわゆる一票の較差是正を目的として導入をされたこの合区という制度でありますが、それによって都道府県単位の参議院選挙区でその代表を国会に送り込むことができなくなり、投票率が下がる、あるいは有権者との接触期間が減ってしまうと、そういうことを明らかな弊害として生じているわけであります。
 多くの道府県議会の中では、合区解消を求める意見書が採択をされております。あわせて、地方六団体も、併せて同様の決議、特別決議を重ねてしていただいているところであります。最近では、裁判所の判決の中にでもその弊害というものが述べられているというような状況になってきたところであります。
 そこで、菅総理にコメントをいただきたいと思っておりますが、地方に立脚点を持つ総理であります。まさにこの投票価値の平等のみを追求する参議院の合区制度、あるいは行政区画を切り刻む衆議院の小選挙区の区割りというものは、かえって有権者がその意見を、国政に民意を反映させることがしづらい、この弊害になりかねないと思っています。まさに民主主義制度に基づく国家統治を弱体化させる大きな問題だと思っております。自民党総裁でもあり、また行政府の長たる菅総理にお考えを伺います。

発言情報

speech_id: 120315261X00220201106_021

発言者: 中西祐介

speaker_id: 32053

日付: 2020-11-06

院: 参議院

会議名: 予算委員会