小熊慎司の発言 (外務委員会)
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○小熊委員 立憲民主党の小熊慎司です。
まず、いわゆる日・セルビア租税条約、また、日・ジョージア租税条約、日・ジョージア投資協定についてお伺いをいたします。
セルビアについては世界史をやっていれば必ず出てくる名前でありますが、ジョージアというと大概の日本人が、えっ、アメリカのジョージア州というような感じにもなっていますが、ただ、近年、ある牛丼屋さんでシュクメルリというジョージアの代表的な料理が販売をされ、大分はやって、期間限定だったのですが、はやってまた復刻したという経緯もあって、徐々に認知度も日本において少しずつ上がってきている国ではないかなというふうに思います。
また、両国ともに、やはり、EU、ロシア、中東、中国との関係を見れば、いろいろな意味で地政学的に非常に重要な国の両国でもあります。現在のところ、日本とセルビア、また日本とジョージア、それぞれの経済交流というのは、世界の中では比率はそう高くはないのかもしれません、人的交流も多いとは言えないのかもしれませんが、そういった意味でも、地政学的にも非常に重要な国でありますので、これから、こうした条約の締結によって、協定の締結によって、ますます日本との関係性が深まっていくことが望まれているわけでありますし、今回はそうした条約の審議になるというふうに思っています。
一方で、過日も、山尾委員の方からかな、ありましたけれども、中国の一帯一路構想の中で債務のわなという言葉を、これを外務省としては正式に使うかどうかという議論もありましたけれども、先週行われました超党派の島嶼国議員連盟の中でも、やはり、持続可能な地域の発展のために、そういう債務超過を起こすようなことをわざとやるような発展はないんだ、これは連帯してそういったものにはやはりしっかりくぎを刺していこうということが、イシューの確認がされていましたし、各国の大使がお越しになっての議連開催でありましたけれども、そうした意見には賛意を示されていただいたという経緯もございます。
この一帯一路構想、ある意味では、いい部分もあるし成功している部分もあるというふうに思います。
この外務委員会で数年前に調査でヨーロッパを訪れたときに、ポーランドを訪れたときに、もう既にポーランドでは、最初は一帯一路を歓迎していたんですけれども、数年たってみると、ウィン・ウィンの関係じゃ全然ないんだ、やはりこれは中国の国益でしかなかったという意見が、ポーランドの超党派の国会議員と会談する機会がありましたので、そこでいろいろな意見を伺った次第であります。
ですから、そういう意味でも、このセルビア、ジョージア両国共に、今現在、一帯一路構想、結構、中東やヨーロッパの国々の中では、思った以上にプロジェクトが進んでいないとか、思った以上にその国の国益につながっていないとかという意見も出ているんですが、このセルビアとジョージア両国について、一帯一路についての状況をまずお聞かせいただきたいと思います。