小熊慎司の発言 (外務委員会)

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○小熊委員 まさに、スピードアップをしてこうした議論をした方がいいな、もう数年来議論をしてきていますし。
 大臣は覚えているかどうか分かりませんが、数年前、お食事をさせていただいたときに、こうした話題にもなって、やはり家族で大事なのは名字よりも愛だよなというのを、大事な確認、したような記憶がありますが。
 そうしながら、次に進みたいというふうに思います。
 ちょっと条約から外れますけれども、外務省としても抗議をしているところでありますが、中国の趙立堅報道官の福島に対するツイッター、ALPS処理水をやゆして、しかも葛飾北斎の作品をいじってやっている。この報道官、ちょいちょいいろいろなことを、これ、野心的にやっているんだろう、中国が戦略的にやっているんだろうと思います。CGを使ったり、こうして浮世絵をいじったりするぐらいのこと、個人でできるはずはありませんから。これは中国の悪いところだと思います。
 一民間人がいろいろなことをやるというのは、それは間々どの社会でもあることですけれども、国の報道官がこんなことをやるということは、とんでもない。抗議もしていただいている。ついこの間は、コロナは米軍が中国に持ち込んだとか言った報道官ですし、また、オーストラリアの軍隊に対してもやゆするようなことをツイッターで上げている。これはわざと、そういう担当だと思いますけれども、こういうのはやはり許しちゃいけないなと思いますし、およそ大国のすることじゃない、邪道な行為です。
 一民間人がやっているのであれば、いろいろな人がいますから、あるけれども、これは、そういう意味でも、一つ一つやっていっても、これは毎回やっている人ですから、確信犯ですから、やはり大国としてこんなことをやっていることが外交上何の得点にもならぬ、かえって自分に唾を吐いているようなものだということも含めて、今後、言っていただきたい。
 こういうこともされていて、科学的にはいろいろな議論があって、科学的には、事故の起きた原発から海洋放出は一切世界でどこもないんですけれども、いわゆるトリチウム水というのは全世界で流していますし、大気放出もしているのは分かっています。多分、中国もそれは分かっていながら、こういうことをやってくる。
 民間人、普通のいろいろな人たちもいろいろな思いを持つというのが、これが世間相場です。そういう中で、だから風評被害が起きるんです。科学的根拠だけで人は判断しませんし、いろいろな、国の報道官でさえ、やゆをしてくる。
 そういう中で、農水省においては攻めの農業とかつてからやっていますけれども、ずっと歴代、国、地域別では香港が一位ですよ。次に中国とかアメリカが来ますけれども。やはり、香港は中国本土の野菜とか嫌いだから日本から買ってくれているのかなと思っていたら、香港の日本の農林水産物を買う中で一番、二〇一九まで数年連続で一位だった品目というのは、食べ物じゃなかったんですね、実は。真珠だったんですよ。二〇二〇年は、何か真珠はどかんと落ち込んで、ナマコが一位に来ていますけれども。ほかの国、日本の農産物を買ってくれている国、あちこち、トップスリーの品目は何かなと思ったら、農産物は余りないです。お酒とか入ってくる、加工品とかです。ずっと攻めの農業といっても、まだちょっと成果は出ていないなというところでもあります。
 そういう中で、輸入禁止措置を取っている福島県始め隣県も、副大臣のところもそうですけれども、こういう中で、それを乗り越えてどうやってやっていくのと。今言ったように、中国の報道官が、これはとんでもない報道官で例にならないかもしれないんですけれども、でも、世間一般の人もこんなふうに思ってしまう、だから風評被害がある。それは茨城県の立場でも分かると思う。こういうのを乗り越えてどうやってやっていくんだということをお伺いいたします。

発言情報

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発言者: 小熊慎司

speaker_id: 18041

日付: 2021-04-28

院: 衆議院

会議名: 外務委員会