菅家一郎の発言 (環境委員会)
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○菅家委員 実際、放出するときには多くの国民の理解が得られるようなことが望ましいと思いますので、期待していますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、食品ロス削減というテーマで御質問をさせていただきたい、このように思っております。
データを見ますと、日本の食品廃棄物等は年間二千五百五十万トン、こう言われて、その中で本来食べられるのに捨てられる食品、いわゆる食品ロス、これの量は年間六百十二万トン、その中で、事業系食品ロスは三百二十八万トン、家庭系食品ロスは二百八十四万トンというふうにデータが出されているわけでありますので、これも大きな課題の一つだなと思っております。
環境省として、食品ロスの削減の推進に関する法律、これを踏まえて、二〇三〇年度までに二〇〇〇年度比で半減、半分にするという目標を立てておられるわけであります。三〇一〇運動、食べ残しをなくすという、あるいはドギーバッグ、これも、大臣、コンテストで、ネットで拝見させていただいて、前向きに取り組んでおられるということを期待しているわけでありますが、私は、食品ロスの削減ということを推進するに当たって一番重要なのは、いわゆる国民の理解と、国民運動にするか、声をかけても意識がなければという思いがあって、この辺が重要かなと、いかに一人一人が無駄にしないという視点、こういう視点で何点か御質問をさせていただきたいと思います。
ホテルとかレストランとか、飲食店側に立って、まずいろいろ御質問したいと思うんですが、実は、東京都内でいろんなパーティーとか宴会等でホテルに行く機会があって、あるホテルでパーティーが行われて、残った料理を持ち帰っていいでしょうかとお尋ねをしたんですね、持って帰っていいですかと。そうしたら、そのホテルのいわゆる責任者、経営者は、うちのホテルは持ち帰りを禁止していますから駄目です、こう言われた。いや、そうですかと。これは法的にどうなのかと調べてみたら、食品衛生法においては、客側、飲食店側共に外食時の食べ残しを持ち帰ることについて禁止する規定はないということが確認できたんですね。
じゃ、何で禁止しているのか。そうしたら、店側の方は、万が一持ち帰った客が体を、体調を崩した場合には、やはりお店の営業に影響があるから、不安だから、こういったのが一般的みたいですね。これもやはり大きな問題で、大臣がドギーバッグを推進して、一方では、持ち帰る対策を講じて、どんどん増えてはいるんです、各都道府県も頑張っているんですけれども、若干この辺が不安で。
ですから、この視点で考えると、やはり、飲食店、ホテル、そういう持ち帰るような環境の経営者の方々において、やはり食品ロスを削減していこうじゃないか、共通認識、協力しますよと。その代わり、やはり持ち帰る用のいろいろ工夫があると思うんですよ。持ち帰ってもいいような調理の仕方もあるだろうし、あるいは出したものを全部食べ切ってもらうような工夫もあるだろうし、あるいは、例えば、やはり持って帰るお客様の自己責任。ある県の方ではそういった指針を作っているんですね、持ち帰る場合は自己責任の範囲だと。基本的な注意事項が、早く食べろとか、いろいろ項目があって、それを渡して対応しているような県の取組もあるんですね。
だから、こういう形にすれば、店側の不安のリスクを減らして、御協力いただけるような流れをやはり私はつくっていくべきかな、このように思うわけでありますので、環境省として、こういったレストランとか、そういうお店側の方々に協力要請して、理解してもらって持ち帰りをやはり推進していこうというようなことの取組、現時点の取組、これについてお示しをいただきたいと思います。