三ッ林裕巳の発言 (議院運営委員会新たな国立公文書館及び憲政記念館に関する小委員会)

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○三ッ林副大臣 おはようございます。内閣府副大臣の三ッ林裕巳でございます。
 それでは、新たな国立公文書館及び憲政記念館に係る実施設計について御説明いたします。
 A3の資料を御覧ください。
 新たな国立公文書館及び憲政記念館につきましては、令和元年十二月の本小委員会において、基本設計の内容を御報告したところです。今般、より詳細な実施設計の内容がまとまりましたので、御報告いたします。
 では、一枚目を御覧ください。
 平成三十年三月の基本計画を踏まえ、令和元年の基本設計においては、外観計画やゾーニング・動線計画、各室の面積などを決定しました。
 実施設計では、これら基本設計の内容に基づき、詳細な建築材料や仕様、設備機器などを具体化させています。
 下にそのポイントをまとめていますが、具体的には二枚目を御覧ください。
 まず、外観については、左側の国立公文書館には、国会議事堂と同じ色調である桜御影石を使用し、右側の憲政記念館は、現代的なアルミ合金鋳物、ガラス等を基調としたデザインとし、両館の独自性を表現します。
 中段左側、展示ホール・大階段について、伝統的な左官仕上げの壁とし、床などにナラなどの木材を利用します。
 中段右側、閲覧室について、床や什器に木材を利用し、親しみやすく、利用者が落ち着いて学べる空間とします。
 下段の修復作業室は、透明度を調整可能なガラスを使うことで、柔軟な公開を可能とします。
 また、書庫について、高性能フィルターや専用の空調機などにより、有害物質濃度、湿度・温度、空気の流れを適切に管理します。
 三枚目を御覧ください。
 国立公文書館と憲政記念館の共用の交流スペースとして、上段にエントランスホールと来館者スペースを掲載しています。これらについて、天井にヒノキを利用し、明るく開放的な空間を目指します。
 中段の憲政記念館について、まず、尾崎行雄像などの再配置により、現憲政記念館のイメージの再現を図り、歴史的・建築的価値を継承します。
 また、講堂について、壁に木材を積み重ねるとともに、座席から舞台への視線の見やすさを考慮します。座席は、現在と同じ数、四百九十六席を確保します。
 議員会議室、百五十名程度は、現在と同様の配置とし、眺望を維持するとともに、展示の来館者とは動線を別とし、利便性に配慮します。
 その他の配慮事項として、下段部分ですが、一、木材利用、二、ユニバーサルデザインの採用、三、感染症対策を進めてまいります。
 四枚目を御覧ください。
 今後の予定ですが、今年度以降、憲政記念館の代替施設の建設と現憲政記念館の取壊し、埋蔵文化財調査、新館の建設工事を順次進めます。
 なお、開館時期については、令和八年度中の開館を目指すこととしておりましたが、今般、埋蔵文化財の大規模な調査が必要であることが判明したため、二年遅れることとなり、令和十年度末を目指すこととしています。
 続きまして、建築期間中の憲政記念館の代替施設について、状況を御報告いたします。
 A4の資料を御覧ください。
 代替施設につきましては、資料下段のとおり、昨年十月から工事に着手しています。今後は、来年二月の完成、今年度中の引っ越しを予定しています。
 私からの説明は以上でございます。
 なお、新たな国立公文書館及び憲政記念館につきましては、先ほど御説明した実施設計を基に作製した模型をテーブルの上に置かせていただきました。小委員会終了後に、適宜御覧いただければと思います。
 どうぞよろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 三ッ林裕巳

speaker_id: 11143

日付: 2021-05-25

院: 衆議院

会議名: 議院運営委員会新たな国立公文書館及び憲政記念館に関する小委員会