岩田和親の発言 (原子力問題調査特別委員会)
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○岩田委員 お答えいただきましたように、もちろん、事故後、この十年の中で大きな原子力防災の方針ということに関しては基本的に異論はないものだと考えておりますけれども、ただ、やはり、それぞれの地域の実効性の問題の中で課題があるということ、もうあえて今日は細かいことを申し上げるつもりはありませんけれども、そこに正直、課題が足踏みになっているとか、そういったことがあるということを私は認めざるを得ないんだというふうに思っております。
今御答弁の中にもありましたけれども、佐賀県の例というのは比較的うまくいっているケースなんだと思っております。離島に人が住んでおられて、例えば天候不良で船で避難ができない、この課題に対してどうするのかということに対して、ヘリポートを全ての島に設置できる、それも今年度中ということですから、住民の皆さんには本当に安心につながっているんだろうというふうに思っているところであります。
こういうふうな議論の過程も含めて、しっかりと住民の皆さんが理解して安心していただく、こういったケースを各地にある原子力の立地の地域できちんと具体的なところまでやっていくということを是非私はやらなければいけないんだろうというふうに思います。また、それも各地域任せではなくて国全体の方針として、具体的なスケジュールの中で一つ一つきちんと結果を出していく、このことを是非皆さんと一緒に原発事故の十年という節目で改めて誓い合いたい、このように思っております。
先の質問を急ぎたいと思います。核物質防護の問題について御質問をしていきます。
柏崎刈羽原発の核物質防護の不備の事案が大きな問題となっております。ほかの原発等の核物質防護に関する検査結果についても原子力規制委員会に報告がなされたと伺っております。その概要について説明をしてください。