長妻昭の発言 (厚生労働委員会)
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○長妻委員 結局、全然分からないということなんですね。
非常に心配なのは、複数の病院にかかったときに、自分がそれぞれの病院での自己負担を覚えていて、それで、足し算して、自分の要件に合った、上限を超えていたらば、その月は申請を自分で考えてするというようなことに初回はなっていくわけですので、私は、多くの方がなかなかできにくいことになるんじゃないかということで、最大一割減ということでありますから、どこまで利用されるのか、これはやはり見極めていかないと非常に心配だ。
これは十ページでございますけれども、協会けんぽの埼玉支部が調査したところ、これはもちろん七十四歳以下ですからね、協会けんぽですから。高額療養費制度を知っていますかと聞くと、六三%しかいないんですよ、知っているという方が。全国平均だと六八・九%ということらしいんですが。つまり、四割近くの方が高額療養費制度を知らないというようなケースもあるので、非常にここは注意深くやらないといけない。非常に私は、相当医療費減になる危険性があるというふうに考えております。
そして、平均寿命の件ですが、この資料の一ページ目でありますけれども、これも前回も質問させてもらいましたが、こういう表を作ってみました。
医療経済学の学者の方と議論しておりまして、一九九九年と二〇〇五年は平均寿命が男女共に下がった、これの理由がなかなか分からないんだというふうに言われております。今言われているのが、自己負担の引上げがそれぞれの平均寿命減につながったのではないのかということで、ちょうど一九九九年の前も、一九九七年九月に一割から被用者二割に上がり、高齢者の定額負担引上げがあった。そして、二〇〇五年の前の二〇〇三年の四月、二〇〇二年の十月にも、高齢者、被用者の自己負担の引上げがあった。これが影響しているのではないのかと。こういうような、非常に事実だとしたら驚くべき指摘だと思うんですね。
田村大臣がこれについて前回御答弁されたのを表にしてまいりました、二ページ。
田村大臣は、いやいや、これは医療費の引上げではないんだよ、そうじゃなくて、インフルエンザプラス肺炎の死亡者がちょうど増えると、私が言った一九九九年、平均寿命が下がっている、二〇〇五年も相当きゅっと増えたので平均寿命が下がったんだよ、こういう説明をされたんですね。
ただ、一九九二年なんかはちょっと死亡者が上がっているけれども平均寿命は下がっていないとか、本当にそうなのかということもありますが、仮にそうだとしても、これは窓口負担は関係ないという根拠にならないと思うんですよ。
震災とかなら分かりますよ。震災は病気と関係ないですよね、分かりますか。地震、災害、これでお亡くなりになって平均寿命が下がる、こういうケースがありましたけれども。そうじゃなくて、インフルエンザの肺炎死亡が増えたから平均寿命が下がったんだ、窓口負担と関係ないと。いやいや、そうではなくて、可能性として、窓口負担が上がったから、インフルエンザとか肺炎の兆候が出てもお医者さんに行かずに、そして重篤化して死亡した、こういうことも考えられるんじゃないですか。いかがですか。