繁本護の発言 (文部科学委員会)

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○繁本委員 ありがとうございました。
 同じ思いで、この法案を、今後、改正を通じて発展していきたいなという思いでございます。ありがとうございました。
 次の論点でありますが、それぞれの先生方からも御発言がありましたけれども、学長の選考会議について。
 今回、法改正によって、学長の選考会議、これは改正後は学長選考・監察会議となりますが、この委員に学長を加えることができなくなる。これは、学長が再任されることも念頭に、学長選考会議の構成員に当事者である学長を加えない趣旨であるとも認識しておりますが、しかし、学長を構成員から外すことそのものが、学長選考の在り方の本質を変えるものではないと思っているんです。
 先ほど来、参考人のお話にもありましたとおり、この学長選考においては、当然のことながら、それぞれの候補者あるいは現職が、その国立大学における新たな経営方針であるとか、あるいは教育、研究の在り方について目標を定めていく、中期目標あるいは中期計画、ビジョンをまずは提示する。そのビジョンの実現に向けて、どういった戦略でこの大学を運営していくのか、その戦略を実効ならしめるためにはどういった人員が要るのか、あるいは組織が要るのか、いわゆるマネジメント論だと思うんですね、こういった議論が必要であります。
 この学長選考会議においては、各候補者が提示したビジョンや戦略について、先ほど大野参考人のお話にも、開かれた大学として、様々なステークホルダーに対して、これからこの国立大学はどのように成長していくんだろうか、運営されていくんだろうかということを発信しながら、学内外の委員が公正にこれを評価して、新たな学長が選ばれていくといったことが非常に望ましいと思います。
 このように、次のリーダーとしてふさわしい者を選ぶ選考プロセス、そして、その選考理由などについて、透明性を大事にしながら説明責任を十分に果たしていくことが、学長選考会議においては極めて重要であると思います。
 この学長の選考は、国立大学の法人化に当たって、学長選考会議が主体的に選考する仕組みとなってきましたが、今まさに私が申し上げたような学長の選考が、これまで、十六年たって、国立大学の学長選考会議でなされてきたかどうか。これは、誰が誰を牽制するとか、誰がどう人を選ぶとかということ以前に、こういうごくごく当たり前の国立大学の戦略、マネジメントが実際に行われてきたのかどうか。
 これは、石原参考人からは、全くその機能がないというような御意見もございましたけれども、大野参考人から、この点について、学長選考会議について、どういったこれまでの選考会議が、国立大学になってからなされてきたか、そして、今どんな課題があるのかといった点について、お伺いをいたします。

発言情報

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発言者: 繁本護

speaker_id: 9777

日付: 2021-04-20

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会