岸信夫の発言 (本会議)

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○国務大臣(岸信夫君) 篠原議員にお答えをいたします。
 いわゆる敵基地攻撃についての日米の役割分担についてお尋ねがありました。
 御指摘の私の答弁については、政府は、従来から、昭和三十一年の統一見解を踏まえ、誘導弾等による攻撃が行われた場合、そのような攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限の措置を取ること、例えば、誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能であると解してきており、この統一見解は、現在でも維持をしております。
 その上で、この統一見解の下、いかなる場合に他に手段がないと認められるかを含め、我が国としていかなる状況において講ずるいかなる措置が自衛の範囲に含まれるかについては、実際に発生した武力攻撃の規模、態様等に即して個別具体的に判断されるべきものであって、例えば、米軍等の他国の支援の有無といった限られた与件のみをもって判断できるものではないとの考え方を申し上げたものであります。これは、従来の政府見解を変更するものではありません。
 また、政府としては、これまで、いわゆる敵基地攻撃について、日米の役割分担の中で米国の打撃力に依存しており、今後とも、こうした日米間の基本的な役割分担を変更することは考えておりません。(拍手)
    〔国務大臣武田良太君登壇〕

発言情報

speech_id: 120405254X01220210312_013

発言者: 岸信夫

speaker_id: 18723

日付: 2021-03-12

院: 衆議院

会議名: 本会議