佐々木紀の発言 (予算委員会)
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○佐々木(紀)委員 ありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
ちょっと時間の都合で質問の順番を入れ替えさせていただきまして、ウイルス検査の普及、三番目は整備新幹線の後に質問をさせていただきたいと思います。申し訳ございません。
それでは、次に、マスクの品質基準についてお伺いをします。
不織布マスク警察というのを皆さん聞いたことはありますでしょうか。実は、昨日の地元新聞に大変大きく記事が出ておりまして、社会現象になっております。すれ違った男性から、意味がない、不織布にしろと言い放たれたとか、病院の玄関で見知らぬ男性から、病人に感染させるつもりか、声を荒げられたとか、布マスクを着けていると、不織布にしろと要求されるというんですかね、そういう現象が増えております。
あと、二重マスクというのも増えております。河野大臣も二重マスクを着けていらっしゃいますけれども、これは、布マスクだけでは感染予防効果が不安だ、不織布の上からおしゃれな布マスクを着ける、機能性とファッション性を高めているんだろうというふうに思います。果たして布マスクより不織布の方が性能はいいのか、私は一概に言えないと思っています。
そもそも何でこういう話になったかといいますと、スーパーコンピューター「富岳」で不織布と布マスクの飛沫の差を解析した研究発表がありました。解析の結果、不織布のマスクはウレタンや布より飛沫を外に漏らさない性能が高いというものでした。ただし、同じ素材でも製品によって性能にはかなりの差がある、例えば、不織布でも布より性能の劣る製品も市販されているので、その点は留意が必要だと補足説明も加えられています。この発表を受けて、学校や店舗、病院、不織布マスクを推奨しているケースが目立ってきています。
こういった、布より不織布がいいという偏見に対して、繊維業界は大変怒っています。繊維業界はコロナ禍で大打撃を受けておりまして、その得意の技術力で高性能の布マスクを開発して、何とか活路を見出そうとしております。
石川県のある繊維会社が、市販されている四十八種類のマスク全て、通気性を調べました。布マスクでも高性能のものもありますし、不織布でもかなり悪いものもあります。つまり、素材より性能が大事だということなんだろうと思います。また、布きれ一枚でオリジナルマスクとして売っているケースもあるんです。何か着けていればいいだろうではなくて、やはりマスクとしてしっかりとした性能基準を設けるべきかと考えます。
そこで、田村大臣にお伺いしますけれども、布マスクでも不織布と同等かそれ以上の性能のものがあるんだということ、素材でなく性能で判断すべきと考えますけれども、いかがでしょうか。性能を判断する上で参考となる認証や品質基準を設けるべきだと思いますけれども、御見解をお願いいたします。