藤田文武の発言 (予算委員会)

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○藤田委員 ありがとうございます。
 そうなんですね。当時はなかったんです。従軍慰安婦という言葉は戦時中はなく、戦後の昭和四十八年に同名小説を著した千田夏光氏が作った造語だというふうに言われております。
 そして、皆様御存じのとおり、一九八〇年代には、吉田清治氏による、軍令により済州島で女性を強制連行して慰安婦にしたという全く史実と異なる作り話、虚偽の証言が独り歩きして拡散され、そして、朝日新聞を始めとするメディアが大々的にずっと取り上げてきたわけでございます。
 そして、二〇一四年には、朝日新聞はこれらの記事を訂正、謝罪、取消ししたわけでございます。そして、共産党さんの新聞の赤旗でも、信憑性に疑義があるということで取消し、謝罪をしてきた経緯があるわけでございます。
 日本の歴史におきましては、この従軍慰安婦という用語、言葉は、強制連行、二十万人、性奴隷、そういった事実と異なる論点とずっと結びつけられて語られてきたわけでありますが、この経緯に対してのまず見解をお聞きしたいことと、それから、今から紹介します政府の統一的見解ですね。
 まず、二〇〇七年、辻元清美議員の質問主意書に対しての答弁で、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述は見当たらなかった、こういう答弁があります。そして、二〇一六年には、その答弁書の立場に変わりがないことを明言した上で、海外のプレスも含め、正しくない事実により誹謗中傷があるのは事実、性奴隷あるいは二十万人といった事実はないということを安倍総理が参議院の予算委員会でも述べられておるわけでございます。
 そして、さらに、二〇一六年、国際機関、海外でも、国連の女性差別撤廃委員会で、政府を代表する立場での答弁で、いわゆる本格的な事実調査をした結果、日本政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行というものを確認するもの、できるものはありませんでした、また、二十万人という数字も具体的な裏づけのない数字、そして、性奴隷といった表現は事実に反するということを答弁しているわけでございます。
 これらの答弁についての見解、認識は変わりないか、そして、これまでの従軍慰安婦とさっき申し上げました強制連行や性奴隷、二十万人といったものが結びつけられてきた経緯、このことについて御見解をいただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 120405261X00620210208_343

発言者: 藤田文武

speaker_id: 5574

日付: 2021-02-08

院: 衆議院

会議名: 予算委員会