梶山弘志の発言 (予算委員会)

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○梶山国務大臣 委員から御指摘ありました米中の経済摩擦に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大という状況の中で、国際協調の重要性は高まる一方であると思っております。
 一時期は八十以上の国がマスク等の輸出制限を導入するなど、自国優先的な発想や保護主義的な措置が世界で広がっていることは事実であります。こうした中で、自由貿易の恩恵を受けている日本として、WTOを中心とした多国間での貿易・投資ルールの遵守を確保することが重要であります。
 三極での貿易大臣会合もやっておりまして、そういった点での意見は一致をしてきているところでありますけれども、WTOの、まずは上級委員会の機能停止の問題を解決するためにも、WTO改革を具体化する必要があると思っております。さらに、補助金規律の強化など、時代に合った新たなルール整備の重要性が増してきていると思っております。加えて、デジタルの問題、これもWTO、国際間のルール決めが必要であると思っております。
 一昨日、WTOの新事務局長が任命をされました。多国間主義を標榜する米国も含め、全加盟国の全会一致で新事務局長が選出されたことは、少し明るい兆しが見えてきたかなという思いもいたしております。
 このモメンタムを生かして、新しい事務局長とともに協力して、米国も巻き込みながら、上級委員会の機能回復に向けた議論をリードするなど、WTOを中心とした国際貿易秩序の維持強化に日本が最大限の貢献をしてまいりたいと思っておりますし、紛争解決のためのやはりWTO、しっかり機能を強化をしていかなければならないし、回復もさせていかなければならないと強く思っております。

発言情報

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発言者: 梶山弘志

speaker_id: 8910

日付: 2021-02-17

院: 衆議院

会議名: 予算委員会