萩生田光一の発言 (予算委員会第四分科会)

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○萩生田国務大臣 まずは、深澤先生、多分初めての予算委員会だと思います。望月先生の御遺志を継いで御活躍されることをお祈りしたいと思います。
 長く地方議員を務められたと思いますから、大前提を御承知の上で御質問されているんだと思いますけれども、我が国は、私立学校というのは、それぞれ建学の精神に基づいて学校法人等々が学校を設置をしています。なかんずく、義務教育期間の小学生、中学生は、地元の学校に行くことは誰でもできるわけです。しかし、御本人や親御さんの価値観の中で私学の学校を選んで行かれる方がいらっしゃるのも事実だと思います。
 私たちにとりましては、私学に通っていようが公立に通っていようが、全て日本の子供たちですから、ひとしく応援をしたい、こういう気持ちにはいささかの偽りもないんですけれども、しかし、財政的なことを考えれば、これはやはり一定のルールというものにのっとって対応しなくてはならないと思っています。
 私立学校は、その施設整備について、自前の財源により整備を図ることを基本としています。私学振興の観点などの原則として、補助率二分の一以内において支援を行ってまいりました。私立の義務教育段階の児童生徒の端末整備支援については、このことを踏まえ、補助率二分の一として、令和元年度補正予算において三十八億円、令和二年度補正予算において七十四億円を確保したところです。
 また、このほか、私立学校の特色を生かしつつICTを活用した教育を推進するため、私立高等学校等のICT教育施設整備推進事業を実施しており、令和三年度予算においても、対前年度二・五億円増の十二・五億円の予算を計上し、私立学校のICT環境の整備を進めているところでございます。
 昨日から、実は割と似た議論がありまして、私立と公立、不公平じゃないかというような議論もあるんですけれども、例えば私立の学校は、もう入学時にタブレットを備品として全て用意している、逆に公立から見れば羨ましいなと思った時代もあったわけです。それから、修学旅行の行き先も、静岡から、二泊三日、近辺で行けるところにとどまっている公立と、極端なことを言えば海外に修学旅行に行く私立学校があって、羨ましいなと公立から見れば思うこともあると思います。それは受益者としての負担も生じているわけですから。
 私、私立は私立のよさがあって、繰り返しになりますけれども、建学の精神に基づいて学校が設置されているわけでありまして、それを公立と比較して、二分の一の補助しか国から来ないのでICTの整備はできないんだという私立学校があるとすれば、それは逆に経営者の皆さんにちょっと残念だなという思いがありますので、もちろん大きな意味での応援はしっかりしていきたいと思いますけれども、せっかく公立の小中学校、一人一台端末という環境が整ったんですから、当然のことながら私立の皆さんも同じような環境を整えていただいて、共にいい教育ができる、そんな努力をしていきたい、そんなふうに思っております。

発言情報

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発言者: 萩生田光一

speaker_id: 2656

日付: 2021-02-26

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第四分科会