猪口邦子の発言 (環境委員会)
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○猪口邦子君 ありがとうございます。自民党の猪口邦子でございます。
第二百四回国会の参議院環境委員会におけます先週三月九日の小泉環境大臣の所信表明への質問をいたします。
先週、私たちは東日本大震災から十年目の三・一一を迎えました。三月十一日木曜日、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言の下で十周年の追悼式が行われました。私も、参議院会館の講堂にてリモートで出席いたしました。亡くなられた方々への御冥福をお祈り申し上げ、今なお苦労の中にある皆様への心の思いをお伝え申し上げます。
そこで、まず私は、本日の質問で、福島県内の除去土壌等の二〇四五年までの県外最終処分について大臣に伺います。
大臣は所信にて、福島県内の除去土壌等の二〇四五年までの県外最終処分の実現に向けた取組を前進させると述べましたけれども、具体的にどのように国民の理解を得ていくお考えでしょうか。二〇四五年という長期目標は、初期のモメンタムがあってこそ実現しやすくなると思います。
大臣は、復興政務官としても福島の復興に誠実に寄り添ってこられました。十年の節目の年の環境大臣として、通常国会への所信表明で、環境政策を前進させる四つの柱を立てる中に福島の復興と県外最終処分という重い課題を含めました。困難なことを素通りせず、真っ正面から取り組もうとする大臣の姿勢に共感するものでありますが、具体的なタイムラインや手法についてお伺いしなければならないと思います。理解の増進あるいは問題関心の共有へのコンテンツ、こういうことも必要ではないでしょうか。
また、二〇四五年というこの未来に向けて、若者、ユース世代の問題意識に接近することも重要だと思います。上の世代の苦労と、続く世代の理解力を、これをつなぐ大臣の世代の役割はとても大きいと思います。
環境省始め政府全体としての原発事故からの復興実績、これに基づきまして、汚染除去土壌等の県外最終処分という国としての約束の具体的展開の工程表のようなもの、これが必要ではないでしょうか。それは、続く世代を含む国民的理解、これが大前提となると思うので、その点をお伺いいたします。