小泉進次郎の発言 (環境委員会)
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○国務大臣(小泉進次郎君) 高くこの法案を評価していただいてありがとうございます。また、国会でこのプラ法案が審議をされるときに深く審議をしていただければと思いますが、おっしゃるとおり、大量生産、大量消費、大量廃棄、ここから変えていかなければ持続可能な発展はないという、この考え方が今国際社会が向かっている脱炭素社会への移行だと思っています。
例えば、今企業の役割などもお話をされましたが、今携帯電話のある会社は、もうこれから新しい材料を使わない、使っているスマホ、パソコンを回収をして、回収したものをもう一回リサイクルをして新しい商品を作る、最終的には地球の新たな資源を採掘をせずにビジネスを営んでいく、この究極的な目標に向かって走り出したところがあります。
これがこれから当たり前になるのがサーキュラーエコノミーです。つまり、日本では余り知られていないことですが、建設分野でいうと、建設資材のリサイクル率は何と九九%です。そして、ペットボトルの回収率も非常に高く、これからそれをいかにペットボトルがもう一回ペットボトルになるという水平リサイクル、同じ物が物になるという。
服の世界も、今残念ながら日本は、九八%ファッションは輸入です。そして、売れ残りは五〇%です。このファッション業界こそが、先生がおっしゃる大量生産、大量消費、大量廃棄がもはやビジネスが成り立たなくなった典型なんですが、商品投入点数はファッション業界はもうかなり増えました。しかし、市場規模は落ちています。つまり、大量に生産して大量に商品を投入しても、市場はちっちゃくなっているんです。なので、こういうところが危機感を持って、今環境省とファッション業界でタスクフォースをつくって、持続可能な発展のために何ができるかということを動き出しました。
こういうサーキュラーエコノミーという新しい経済が生まれてきて、オランダなどは二〇五〇年に一〇〇%サーキュラーエコノミーにするという国家目標を立てていて、これが意味することは、新しい材料を投入した商品はそういった国では市場から締め出すということですから、この方向に世界は動いているということを私は多くの方に気付いてもらいたいと思いますので、今後、サーキュラーエコノミーが、環境省だけが言っているんじゃなくて、政府全体としてこの方向性を進めていくこと、これも気候変動担当としてはしっかりやっていきたいなと考えております。