菅義偉の発言 (議院運営委員会)

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○内閣総理大臣(菅義偉君) 新型コロナは未知のウイルスであって、全体像が全く見えない中でコロナ対策を行ってきました。
 そういう中で、ヨーロッパ、アメリカでやはりワクチン接種によって大きく状況が変わったということは事実だと思います。ですから、私自身もこのワクチン接種に全力を挙げようと言い、確かに日本は国内治験が必要だったものですから、三、四か月遅れてスタートしましたけれども、まずはワクチンの争奪戦でしたから、その中で確保して、そして、専門家の委員の皆さんの助言だったんですけれども、高齢者の人は重症化するこのコロナウイルスですから、この人たちを、六十五歳以上の人たちをとにかく早く打ってほしい、そういう要請でありました。
 その専門家の皆さんの御意見を私自身も受け入れまして、七月中までには六十五歳以上の人はまず最優先でやるという旗印を掲げました。逆算すると、最低百万回行かなきゃ駄目だったんです。普通のインフルエンザが約六十万ぐらいだったそうですから、百万を超えるには今の状況じゃまずいということで、総務省にこれ参戦をしてもらいました。そして、打ち手が足りない。歯科医の先生方にもお願いをしました。規制を撤廃しました。救急救命士の方にもお願いしました。また、臨床技術者の先生方にもお願いをしました。そういう中で体制を整えて、六月には百十万から二十万回、一日平均、七月には百五十万回、平均行きました。
 そういう中で、私自身が明かりが見え始めてきたという発言をしたのは、まずアメリカを抜きそうになってきたんです、二回目、アメリカが五〇%弱から大きく変わりましたから、海外もそういう変わり方をしていましたから。そしてもう一つは、抗体カクテルという新しい点滴の薬ができたんです。これが重症化させない極めてすばらしい薬だったんです。ですから、このことを政府としてできるだけ買い上げて、そして在宅でも打てるように、在宅でもその点滴をできるように、そういう規制を撤廃した中で、私自身はようやく明かりが見え始めてきたという発言をさせていただきました。
 一番判断として苦しかったのは、やはり緊急事態宣言を発出する、そのときに飲食の皆さんに大変な御迷惑をお掛けしました。これによって多くの皆様方が仕事がなくなるわけでありますから。しかし、これも専門委員会の先生方が飲食がやはり肝だということでありましたので、そこに絞って対応をさせていただいてきました。
 そしてまた、この新型コロナによって人と人の接触の機会が少なくなった中で、孤独、孤立が大きな課題になりました。自殺される方も多くなってきたんです。そういう中で、孤独・孤立担当大臣を設置をして、NPOの方々、そうした人たちと、行政で、行政の手が届かない人たちに対しては対応できる、そういうことをつくらせていただきました。
 いずれにしろ、次の総理にも現場の実態をやはり直接訪問したり聞くことが大事ですから、そうした中で、もう体制はかなりできてきていますので、このコロナ対策を最優先に、国民の皆さんにかつての生活を取り戻すことができるように、そういう体制を整えていただければと思っています。

発言情報

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発言者: 菅義偉

speaker_id: 8901

日付: 2021-09-28

院: 参議院

会議名: 議院運営委員会