麻生太郎の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(麻生太郎君) これはもう、少子化並びに高齢化というのは、多分日本にとっては中長期的にはこれが最大の国難と言えるほどの話だと、私はそう認識しているんですが。
 これは、背景というのはいろいろな理由があるんで、金銭、何というの、家庭の事情とか、まあ戦後はいろいろまた別のものがありましたし、いろんな時代がありましたので、二百何十万人、私らの世代の次の世代ですけれども、そういった、何、物すごく子供の、団塊の世代なんていう言葉も最近は聞かれなくなりましたけれども、そういったのと絡み合っておるんですが。
 金が掛かるというのが一番大きな理由の一つになっておりますので、私どもとしては、これ幼児教育とか保育の無償化、また、今後、十六万、十四万か、十四万人のいわゆる保育の受皿というものをつくらないかぬということで、この予算でもやらせていただいたんですけれども。
 少子化社会の対策大綱というの等に基づいて、いわゆるそれぞれのライフステージに合わせた少子化対策に向けた取組を進めていかないかぬと思いますけれども、これ少子化、子供が生まれないということによって、今使っておりますものを、あらかじめ我々が使うということはその分は今借金でやっていますから、その借金が後世に残るということになりますので、これは高齢化もさることながら少子化の方が極めて深刻な話でして、昭和三十五年にいわゆる皆保険が始まったときには勤労者六人、高齢者一人の六対一ぐらいの比率だったんですけど、今はそれが二・幾つになるとか二人に一人、もうしばらくすると一人に一人というような話になりますと、とてもじゃありませんから。
 そういった意味では、これはみんなでということで今消費税等々やらせていただいたんですけれども、いずれにいたしましても、安定的な財源を確保しておきませんと、借金があったら、それで育てられた人が今度は払うときは物すごいまたことになりますので、是非そういった意味では、これはちょっと簡単に目先のあの金を持ってきてこっちへというような簡単な話ではないと、私どもは基本的にそう思って、中長期的なことを前提にこれは考えないかぬ問題だと思っております。

発言情報

speech_id: 120414103X00120210405_015

発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2021-04-05

院: 参議院

会議名: 決算委員会