森田祐司の発言 (決算委員会)

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○会計検査院長(森田祐司君) 御質問ありがとうございます。
 新型コロナウイルス感染症対策に関する各種の施策につきましては、昨年九月に公表しております会計検査の基本方針にも記載のとおり、一定期間に多額の国費が投入されていることなどを踏まえまして、各事業の進捗状況に応じて検査を実施しているところであります。そして、検査に当たっては、各事業等の実施に緊急性が求められていることに留意するとともに、政府の取組方針や動向等を注視しつつ、状況に応じて機動的、弾力的に対応することとしております。
 なお、検査に当たっては、新型コロナウイルス感染症による検査対象機関への影響等に適切に配慮しているところであり、今後も引き続き配慮してまいりたいというふうに考えております。
 会計検査院においては、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応策といたしまして、緊急事態宣言の発出状況等を踏まえて、一定期間、全ての会計実地検査を中止したり、検査対象機関等を一部に限定したりするなどの対応をしてまいっております。そして、このような場合、実地検査に代替し、又はこれを補完する手段として、検査対象機関から提出された計算書や証拠書類を検査したり、その他必要な資料を取り寄せたりして、在庁での検査を効率的、効果的に行うように努めているところであります。
 また、会計検査院では、以前からICTの活用に取り組んでいるところであり、最近はウエブ会議により必要な説明を受けるなど、新しい新たな検査手法も試行して検査を行っているところであります。
 ただ、実地検査には、検査対象を現場でつぶさに確認したり、それを取り巻く周囲の状況も含めて直接把握したりなどといった他の方法では簡単に代替できない重要な機能があるところでありますが、コロナ禍のような事態もあり、また御指摘のワーク・ライフ・バランスや働き方改革に資するということも必要であるというふうに考えております。
 検査の水準を維持しつつ持続的な検査活動が確保できるように、ICTの更なる活用などによりリモートで対応することが可能な部分はないか、あるいは検査の更なる効率化に資する検査手法の開発ができないかなどを検討いたしまして、検査手法を更に工夫し、多様な取組を行ってまいりたいというふうに考えております。

発言情報

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発言者: 森田祐司

speaker_id: 5697

日付: 2021-04-19

院: 参議院

会議名: 決算委員会