伊藤孝江の発言 (憲法審査会)

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○伊藤孝江君 公明党の伊藤孝江です。発言の機会をいただき、ありがとうございます。
 まず、憲法審査会の在り方について意見を申し述べます。
 今日の憲法審査会は三年二か月ぶりです。開催に向けて幹事の皆様に御尽力をいただいたこと、ありがとうございました。ただ、これだけの長期間、憲法審査会が開かれなかったことは率直に言って残念ですし、国民に広く理解を得ることは困難だと思います。今日を機会に憲法審査会が継続して開かれるようにお願いをいたします。
 憲法審査会で取り上げることができるテーマは憲法改正だけではなく、それ以外にも多くあり、今日もいろいろな意見表明がなされております。憲法審査会の進め方として、今日のような持ち方だけではなく、具体的なテーマを決めて、それに対する意見交換、討論を行うという方法も検討いただきたいと思います。
 私自身は、憲法審査会が持つ役割、大きいものと考えております。特に、このコロナ禍において、国民一人一人が憲法や法律、政治が自らの生活に関係があると感じることが増えたのではないかと思っております。個人の行動や経済活動への規制、またそれに対する補償、罰則の在り方など、海外諸国と日本の違いが大きく報道もされています。日本の自粛要請等を弱いと見るのか、国民の権利、自由の保障を踏まえた対応と見るのかなど、我が国の対応や法制度の根本にある憲法の考え方を知った方、また憲法に対する受け止めに変化が生じた方がいると思っています。
 ただ、憲法については、まだまだ憲法改正の議論の土台となる客観的な情報が必ずしも国民の皆様の間に広く伝わっていないというふうにも感じています。同性婚やデジタル社会における人権など、新しい課題も現れています。憲法改正の前提ということだけではなく、このような課題も踏まえ、主権者として政治に関心を持ち、社会の在り方などを考えるためにも、国民一人一人が憲法の考え方や憲法上の価値観を知ることが重要と考えます。
 そのために、国から幅広い情報提供がなされ、また議論の過程が公開されることが求められております。かかる観点から、今後は継続して憲法審査会が開かれ、憲法に関連する様々な議論に関する議論を、課題に関する議論を重ねていくことを望んでおります。
 新型コロナ対策においても、まだこれから続く、対策が続く中で、これまで以上に感染が拡大することも想定して、国会が迅速かつ適切な対応をなし得るよう議論を深めておく必要があるのではないでしょうか。
 例えば、憲法制定時に想定されていなかったオンラインによる本会議や委員会審議への出席、投票を可能とするのかという点があります。この現実に直面する可能性のある論点について、速やかに、かつ丁寧にこの審査会で議論を進めていく必要があるというふうに考えます。
 また、最後に、合区解消の議論に関連をして、一票の、あっ、済みません。終わります。

発言情報

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発言者: 伊藤孝江

speaker_id: 2984

日付: 2021-04-28

院: 参議院

会議名: 憲法審査会