井上久美枝の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(井上久美枝君) ありがとうございます。
やはり労働組合がある職場は法律を上回る労働協約を持っていますので、育児休業も一年以上の期間があるという労働組合が大変多いです。その意味でも、労働組合がその制度をきちんと周知をするとか、そういうこともしっかりやっているんですけれども、一方で、やはり企業の中が長時間労働、それが、八時間働くのが当たり前、そういう環境の中で、幾ら制度があってもやはり取りづらいというふうに思ってしまう女性たちが多いというふうに思っています。ですから、思い込みではなくて、やはり職場の環境がそういうふうに思わせるということだというふうに思うんですね。
残念ながら労働組合の組織率が二〇%を切っていますので、労働組合がある職場ですらそういう状況ですので、労働組合がない職場であれば、当然、妊娠を知らせる時期も、やはり安定期になるまでということで流産をするとかですね、そういうことが実際に起こっていますので、その意味でも、そもそも妊娠、出産した後もきちんと働けるんだという、そういう環境をつくっていかない限り、どうしても女性の方が遠慮をして辞めてしまう。それはやはり、さっきから言っているように、長時間労働が当たり前で、八時間そこの職場にいなければいけないという風土、環境がそういうことにさせているんだというふうに思います。