井上久美枝の発言 (厚生労働委員会)
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○参考人(井上久美枝君) ありがとうございます。
リーマン・ショックのときと違って、やはりこの今回のコロナにおける非正規労働者への影響というのは大変大きなものだというふうに思っています。特に、リーマン・ショックのときには製造業の派遣切りというのがありました。今回のコロナ禍においては、雇用調整助成金ですとか様々な政府の助成金のおかげもあって倒産の件数も減っていたり、あるいは大企業で働く人たちに関しては助成金が支給されていますけれども、今回は、やはりそのコロナでお店が休業になったところというのはやっぱり飲食業とかそれからサービス業、そこでやはり女性の非正規が、皆さんが働いていて、そこに雇用調整助成金やあるいは学校の休業の給付金が回らないという実態があるというふうに思っています。
先ほども述べましたが、このコロナで雇用を失った非正規労働者の女性の三〇%以上が再就職できていないという実態があります。その実態もデータできちんと出てこない。あるいは、パートで働いている人たちが、結果、コロナで職を失ってしまった。元々そういう状況にある人たちが数字の中に、データの中に入っていないということがあって、実際にどれだけの女性たちが雇用を失われたというのが分からない状態があるというふうに思っています。
ですので、今回はまさに女性不況ということで、大変大きな打撃だというふうに思っています。