須賀利雄の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(須賀利雄君) 御質問ありがとうございます。
 捨てることを決めるのが戦略だというのは非常に痛いところをつかれたという気もしますが、日本は、持続的海洋観測に関しては様々なもう取組を既にやっています。ただ、それらの相互関連といいますか、これはこういう考え方の下に、国に対する、国のこういう戦略に基づいて、こういうデータ、情報が必要であると、このために必要である、だからこういう観測をするんだということが統一的に、国全体としてそういうものが、ビジョンがない状況で、各省庁ごとに、まあ各省庁は恐らく国の、何だろう、高次の政策に基づいてやっているとは思うんですが、それらが統一されていないといいますか、観測システムとしては統一されていないというところを言いたかったんですね。
 ですから、今やっていることをやめて新しいことをやるというよりは、今やっているものも最大限それを活用しながら、それをアジャストしていくといいますか、国際的な枠組みを意識して、これは完全に国際的枠組みに従いましょうということじゃなくて、むしろ国際的枠組みの方を、自分たちがやっていること、このやり方が非常にいいんだということを主張していくというような、そのためには、国としてこういう考え方でこれをやっている、これはこういう情報を取るとこういうものに役立てられるんだ、日本ではこんないいことやっていますよという、グッドプラクティスという言い方もよくありますが、それを発信していく、そういうニュアンスで言わせていただきました。
 ですから、様々な分野があると思うんですね。実際、日本は海洋のデータをいろんな面に生かしてはいると思うんです。ただ、それが見えない、国際的にはそれが見えてこないという。それはなぜかというと、国際的な枠組みとか、その国際的な目標の言葉で言っていないからなんですね。それを発信していくためには、国としてこういう戦略でやっているというのをぱんと打ち出して、これをこういうJOOSという体制でやっていますというふうに示すことでそれができるんじゃないか、そういうふうに考えております。

発言情報

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発言者: 須賀利雄

speaker_id: 12524

日付: 2021-04-21

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会