須賀利雄の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(須賀利雄君) これは、オーストラリアは海に囲まれていて、オーストラリアは、農業という、非常に重要な産業ですけれども、これが海の影響を非常に受ける、海が変化して、それの異常気象というか気候変動、その影響を非常に受けるということで、もう金額に換算しているんですよね。海の観測をして、予報精度をこれだけ上げるとこれだけの経済効果があるということが、そういう研究がされています。そういうことも背景にあります。
 それから、オーストラリアは世界の国際的な海洋観測網に貢献することで、言ってみればプレゼンスを上げるというか、非常にオーストラリアは海洋観測に関して国際的に信頼される地位を獲得しています。あの小さい国なのに、主な海洋プログラムといいますか海洋研究プログラムでそのリーダーを務めるというケースが非常に多いですね。
 ですから、非常に効率よく海というところに打ち出していくことで、限られたリソースを使って国のプレゼンスを上げるという、周囲から尊敬される国になるという、そういうことも背景にあるかなというふうに思います。リードしていく、お手本となるような仕組みをつくって、それを実際に実践するんですね。小さい国なので小回りが利くということはあるとは思うんですが、そこが大きいと思います。
 日本もそれができるポテンシャルはあるんですね。ただ、日本は、非常に大きくて、いろいろと細分化してそれをやってしまっているために、それを国際的にアピールできていないというところが残念なところということです。

発言情報

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発言者: 須賀利雄

speaker_id: 12524

日付: 2021-04-21

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会