大沢真知子の発言 (国民生活・経済に関する調査会)
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○参考人(大沢真知子君) 御質問ありがとうございます。
やはり、そこ、御質問にあるように、非常に難しいところがございまして、日本の企業では特にいろいろなことをしながら仕事をしていきますので、こういう専門的なジョブ型労働市場にはなっていない、そういう入った中でいろいろなことを学習しながらその組織に合った人材になっていくという、そういう特徴がある中で、リカレント教育生がどういうふうにそういう中にフィットしていくのかということが多分御質問の趣旨ではないかというふうに思います。
それについて、ですので、最初の段階でやはり実際に働いていく中でだんだんとなじんでいくというプロセスがあって、大学の中でも専門性だけを身に付けるというよりは、その中での柔軟性を身に付けて、労働市場でもう一度働くためのスキルを身に付けるというようなことを重視しております。
リカレント教育課程というのは、専門性を設けるということだけではなくて、やはり長い間労働市場から離れているとやはり不安になって孤立してしまう、そこで、その教育課程を通じて労働市場でもう一度働く勘を取り戻すといいますか、しかもそこに仲間がいて、様々な経験をした人たちからの知恵を得ながら、自分たちがもう一度次のキャリアを形成するための、何でしょう、考え方を、自分自身を振り返り、自分を見詰めながら次のキャリアを見付けていくということで、そういうふうに捉えているんですね。その中で、やはりおっしゃるように、最初は、受講生が専門性を身に付けたいと、企業の方はもっと自分たちの会社に合った仕事をしてほしいという、そのミスマッチはあるんですが、それは働きながら少しずつ解消していくということもあります。
それから、フルタイムでは働けないという、そういう、これはかなり受講生が心配しているところなんですけれど、それについても、実際に事業主と話しながら、どこまで柔軟に働くのかという、そういう話合いも大分出てきておりますので、ケース・バイ・ケースのところが多いです。ちょっとモデル化するのが難しい。いろいろな、あと受講生の中にも自分で資格を取って消費者何とかアドバイザーになる人もいますし、大学院に行く人もいますし、ですので、必ずしも職業の関係のものだけではない。ただ、ITと英語という非常に基礎的な、今仕事をしていくときに重要なスキルを提供できているので、それで就職率が高いのだと思います。
あと、テレワークがあるので、連携できることになりましたので、各大学でリカレント教育の特徴というのが違うのですが、遠隔授業で他のリカレント教育課程の授業を取ることができるようになると、そういうことでの発展性が出てきているように思います。
よろしいでしょうか。