岡部徹の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(岡部徹君) まず一点目の、森屋先生からの、電車を始めとする公共交通、これは資源の消費のみならず、エネルギーという観点からもすばらしくエコです。逆に言いますと、電気自動車等は、いろんな高速道路でだっと並んでいて渋滞に巻き込まれて、一人一人はみんな快適なのかもしれませんが、これはすさまじくエコではありません、はっきり言いまして。
ただ、人が今後何を求めるのかというところは違いまして、私は、将来はやはり電車とか公共交通、ここは、いわゆる資源消費のみならず、エネルギー、あと社会性という意味でもこれは重点的に進めるべきだと思います。逆に言うとファンシーな乗り物ですね、御自身が使われる。場合によっちゃ二酸化炭素は出さないのかもしれない、もうこれははっきり言って趣味の世界でいいのかもしれません。というのが一点目の私なりの見解ですけど、これはいろんな人がいます。将来はレアメタルをじゃぶじゃぶ使ってもそういった自動運転のものをがんがんやるべきだという考えもあるかもしれませんけど、私はそうではないとは思っております。
あともう一つ、例えば、日本は環境規制が厳しいからレアメタルの製錬はできないし、有害物の処理が結構コストが掛かる、もうおっしゃるとおりです。逆に言いますと、ある施策を設けて特区みたいなのをつくって、ここはこういう環境規制でいいとか、そういうのをつくってもいいかもしれません。なぜかといったら、日本は異常に環境規制が厳しい。まあ、それによって害悪も生じなくていいのかもしれませんけど。
一例を御紹介させていただきますと、例えばアメリカの鉱山では、あるところでは直接山に硫酸をぶっ掛けます。何が起こるかといったら、酸化した銅鉱石が硫酸で溶けて、下の方には硫酸酸性の硫酸銅の池ができます。そこから銅を取り出す。アップル社で講演したときに、これアリゾナと書いてあるけど本当に我が国かと聞かれたんですけど、そうだ、お隣だと、隣の州だと。そういうことが行われています。
要は、環境というのは、地域によって緩めるということは十分、例えば、日本はそれはないですけど、アメリカとかでは行われています。そういった観点では、やればいいんじゃないでしょうか。ただ、日本の場合は直接硫酸を山に掛けてとかいうのはもちろん駄目ですけど、今のは極端な例ですけど、そういったことで今も銅とかは結構な割合は生産されているという実態を御紹介したくて、今日お答えします。