岡部徹の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(岡部徹君) 昔は、日本は、産業が、銅、鉛、亜鉛、非鉄産業が一気に開花して日本の産業が加速的に強くなっていった。したがいまして、今も日本は非鉄産業、一兆円規模の会社がごろごろあります。しかも、この高い環境コストを払わなきゃいけないのに、海外からスクラップを持ってきたりして、環境に適合する形で富を生み続けております。これはすばらしい技術なんですけど、それは同じく中国も最近はすごい伸びております。
皆さんくれぐれも誤解しないようにしていただきたいのは、ちょっと前までは、はっきり言って中国の製錬会社というのは技術的には劣っているという考えが主流でしたけど、今は多くのものが中国に抜かれていると考えてください。特にレアアース、希土類の生産に関しては、中国の方がもはやはるかに進んでいると考えた方がいいと思います。
ただし、例えば最終的な高性能の磁石を作るところとか、そういった最後の製品のところまでも考えると日本の方が進んでいるんですけど、残念ながら、私たちは、昔は技術をいろいろ、はっきり言いまして教えに行っている、見て指導するという立ち位置にいたんですけど、今は私は、中国に行っていろんなものを学ぶという立場に変わりつつあります。
そういった意味じゃ、その最終製品のとこら辺はトップランナーかもしれませんが、製錬に関しては、今は抜かれつつあるというのも正直なところです。