所千晴の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(所千晴君) ありがとうございます。
歴史的に、日本のリサイクラーが、特定の製品のスクラップであるとか、あるいは廃棄物処理業から生まれているという経緯から、廃棄物処理というのは過去にいろいろな経緯があって、物を越境できない、広く集められないとかためられないとか、いろいろな規制の中で適切に処理されてきたという歴史があると思います。
ですので、それは廃棄物処理としては非常に大事なことなんですけれども、一方で、これを資源として利活用したビジネスとして考えてきたときに、広く集められないとかためられないとかということはちょっと足かせになっている場合もあるのかなということは一つ考えております。
各製品ごとの下請で処理をしてきたという経緯から、なかなか多種多様な製品を広く集めてなりわいを大きくしていくというようなことに今のところ発展していないんじゃないかというふうに思います。
大規模化することのメリットというのは、もうこの欧米の会社が実証しているとおりでして、広く集めることによって、そこにきちんとした安定した市場が生まれます。廃棄物がちゃんと市場として取り扱われて、自分たちに質の良い廃棄物がきちんと、廃棄物じゃないですね、これは資源なんですけれども、資源を集められるということになると、先ほど申し上げたように分離濃縮技術のバランスですので、自分たちの分離したいバランスに合ったものを広く集めてこれるということで、メリットはどんどんあります。
ですから、やはりある程度の規模を確保するというのは、このリサイクルにおいては非常に大事なことだというふうに思います。
以上です。