所千晴の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(所千晴君) ありがとうございます。
まさに非常に大事なところでして、二十年来、易分解設計、あるいはインバースマニュファクチャリングという概念はあったにもかかわらず、それが思うように進んでこなかったのが、まさにそこに、製品側にモチベーションがなかったというところだと思います。インセンティブがなかった。それが今、少しずつ世論あるいは環境に対する意識の高まりで変わってきているのではないかというふうに私は期待しています。
先ほどのスライドでも御紹介したとおり、EUでは、もうリチウムイオン電池はリサイクル率幾つでなければならないとか、カーボンフットプリントを提示しなければならないとか、あるいはこれを全部回収して何%リサイクルせねばならないというような法案を出して、そこで、ヨーロッパではそういったリチウムイオン電池しか取り扱わないことで自分たちの製品に差別化を図ろうとしているわけで、そういったことが日本でも起こってくれば、日本の製品はきちんとリサイクル率何%のものをこういうふうに使って、さらに使用後もリサイクルできやすくなっていて、さらにその背後にあるカーボンフットプリントであるとか総物質関与量なんかも全部提示されていて非常に安心であるというふうになれば、そういった製品しかもう選択しないというようなことになってくれば、これは資源循環にとっても大きく一歩前進すると。
そういったインセンティブが製品側に発生するような社会をつくっていかなければいけないんじゃないかなというふうに思っています。