所千晴の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(所千晴君) ありがとうございます。
 おっしゃるとおりで、消費に近いところ、それから、今日、花形というのが一つキーワードになっていますけれども、花形のところ、分かりやすいところというのはやはりいい人材が集まりやすいんですけれども、この素材の産業というのは、それを下支えする縁の下の力持ち的なところがありますのでなかなか見えづらいので、私たちも一生懸命アピールはしているところです。
 そんな中で、このEITローマテリアルズの日本と違うところは、日本は、資源、素材、それから材料、そして製品と、全部分野が分かれているし、大学の分野も分かれているし、省庁も分かれていると思います。それから、研究所も分かれているので、お互いにそこが連携を取りづらい中にあって、このEITローマテリアルズは、探鉱から、資源を見付けていくところから、掘って造って製錬して、それを材料にするところまでが一気通貫になっているので、材料側に対して、資源の制約であるとか、こういうバランスで本当はレアメタルを使うといいんだというような情報が材料側まで行き渡りやすいということがあると思うんです。そこの仕組みが残念ながら日本の場合はなくて、どちらかというと製品優位で、製品でこういうレアメタルが欲しいからどこかにないかと探しに行くという構図になっていて、両方向になっていないんですね。
 少なくとも資源側から製品側に、本当はこういうバランスで使ってほしいということもフィードバックできるようにならないと、なかなかこの分野も発信力がないんじゃないかなというふうに思っていまして、そういった意味では、今のこの仕組みを急に変えるのは難しいかもしれませんけれども、お互いにプロジェクトや連携を強化していくというところから、大学だけではなくて、省庁も研究所もみんな含めてですけれども、そういったところから始める必要があるんじゃないかなというふうに考えています。

発言情報

speech_id: 120414396X00320210224_045

発言者: 所千晴

speaker_id: 12765

日付: 2021-02-24

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会