岡部徹の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(岡部徹君) 非常に有り難い御質問、ありがとうございます。なぜかといいましたら、今の私のライフワークが、廃液を出さないとか有害物を出さないレアメタルのリサイクル技術の開発なんです。だから、要は、それは技術的にはできてもコスト的に合わないということが多いです。
例えば、私が取り組んできた一例を申しますと、日立さんと組んでやったんですが、磁石、自動車用に使われる高性能磁石が廃棄されるとモーターが出てきて、モーターの中にはレアアースを含んでいます。ただ、レアアースをそこから抜き出そうとしたら有害な廃液がたくさん出ます。だから、一切廃液が出ずにレアアースをリサイクルする仕組み、こういうのを技術開発しました。
だから、そういった環境に、何というんですか、コンシャスな企業は飛び付いてくるんですけど、やはりやってみるとコスト的には見合わないことが多い。ただ、そういうのは、そういう試み、トライアル、なぜかといったら、みんなの環境コストが上がってきたら条件が変わってきますので、そういうのは国としてどんどんエンカレッジして、応援していただきたい。
だから、こういうのはできないことは多いんですけど、そういった、要は、環境調和型の技術開発、これ日本が非常に得意とするところなんで、今後力を入れていく重要分野だと思います。私が今日最後に示したスライドというのはまさにそこら辺が書かれていまして、ただ、皆さんが御指摘のように、それを担う人材が一番今危機に際している、そこが一番問題だと思います。
以上です。