佐藤啓の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○大臣政務官(佐藤啓君) お答えいたします。
 二〇五〇年のカーボンニュートラルの実現に向けては、再エネのみならず、原子力を含めたあらゆる選択肢を追求することが重要であるということでございまして、この中では、原子力のイノベーションも大きな政策課題であると認識しているところであります。
 原子力を利用していく上では、御指摘のように、安全性向上を絶えず追求していくということが重要でありますけれども、御指摘いただいた軽水炉の一層の安全向上に向けた開発としては、例えば、事故時に爆発の原因となる水素を処理する装置であったり、それから、水素を発生しない事故耐性燃料等の開発を支援をしているということでございます。
 また、放射性廃棄物の減容化、それから有害度の低減、資源の有効利用という核燃料サイクルの効果をより高める高速炉の開発については、こちらは、二〇一八年の十二月に策定をした高速炉開発の戦略ロードマップというものがございます。こちらに基づいて、これまでに培いました技術とか人材、そういったものを最大限活用するとともに、フランスや米国との国際協力も活用しながら着実に進めていきたいと考えているところであります。
 さらに、多様な社会的要請に応えるためのイノベーションとしまして、出力が小さく、安全性を高めると同時に初期投資を抑える可能性があるものとして注目されている小型モジュール炉、SMRと呼ばれているものでありますけれども、こういったものですとか、また、燃料を溶けにくい構造として、高温でも安定したヘリウムガスを燃料の冷却に利用することで安全に高温の熱利用を可能とする高温ガス炉、こういった様々な革新的な原子炉技術の開発を、民間の創意工夫や国際協力を活用しながら進めているところでございます。

発言情報

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発言者: 佐藤啓

speaker_id: 29305

日付: 2021-04-14

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会