明日香壽川の発言 (資源エネルギーに関する調査会)

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○参考人(明日香壽川君) どうもありがとうございます。
 温度上昇に関しては、実は、今人間がいなくなってCO2が排出ゼロになったとしても温度は上昇します、蓄積されているので。なので、例えば一・五度目標なり二度目標でということを考えたときに、今の温暖化対策の百倍ぐらいやらないとそれは実現できないというのが現状です。なので、そういうふうに熊本の人におっしゃっていただくしかないかもしれないんですが。
 あと、今お話にあった、じゃ、もちろん世界全体でやらなきゃいけないんですが、当然その先進国の責任というのはありますし、みんながそういうふうに考えたら誰もやらなくなると思います。
 温暖化問題のとき、やはり公平性というのが一つのキーワードでして、途上国、まだこれからインフラ造っていかなきゃいけないと、車もない、冷蔵庫もない、洗濯機もないと、そういう人たちはどんどんこれからエネルギーを使っていかなきゃいけないんじゃないかということを考えたときに、実は日本、例えば一・五度目標、二〇三〇年に四五%、世界全体なんですが、先進国は公平性を考えると七〇、八〇%ぐらい減らさなきゃいけないという議論はあります。途上国の人はそういうふうに考えていますし、グレタ・トゥンベリとかもそういうふうに議論しています。なので、実は公平性を考えると、今日本なりアメリカが議論している数字というのは全然足りないというのは頭に入れていただければと思います。
 あともう一つ、農業に関しては、まさにソーラーシェアリングというのを逆にこちらからお伺いしたいんですが、我々のこのレポートでは、二〇三〇年にいわゆる農地と耕作放棄地の〇・八%でソーラーシェアリングが入るという想定を置いています。二〇五〇年には六%が、農地と耕作放棄地の六%がソーラーシェアリングになると。その分メガソーラーは入らない。あと、屋根のルーフトップが二〇三〇年だと全住宅の一〇%。
 やっぱり具体的に議論した方がいいと思いますので、これ例えば屋根の上の一〇%というのが多いのか、農地、耕作放棄地の〇・八%というのは多いかどうかという感覚の、感覚というか、それがいいか悪いかという問題になるのかなとは思います。
 なので、まさにそういう九州なり熊本で農地の人たちがどういう収入不足に悩んでいて、ソーラーシェアリングにするとどれくらい収入が上がって、そうすると、それが面積のどのくらいになってということを議論してこれからいく必要があるのかなと思いますし、そういう意味では非常に農業の未来はある意味では明るいとも言えるのかなとは思っています。

発言情報

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発言者: 明日香壽川

speaker_id: 22646

日付: 2021-04-21

院: 参議院

会議名: 資源エネルギーに関する調査会