明日香壽川の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(明日香壽川君) どうもありがとうございます。
ちょっとその環境というのがどこまで、どういう意味合いで使っているのかはちょっと微妙なところだと思います。もちろん、ある政策を実施すればいろんな影響があります。それは、経済的な影響もありますし、生態系に対する影響もありますし、雇用という問題もありますし、日本だけじゃなくて途上国の雇用問題にもつながるかもしれませんし、環境問題につながる可能性もあるかと思います。先ほど、レアアースの話はまさにそういうことだとは思います。
ですが、まず、レアアースの問題に関して言えば、それはいわゆるカーボンニュートラル以前の問題で、デジタル社会に世界が移行してしまっていて、それが圧倒的にレアアース問題の一番影響、ファクターだと思うんですね。そういう意味では、カーボンニュートラルでリチウムなりコバルトなり電気自動車という話はあるんですけれど、それ以前に、じゃ、デジタル社会やめるんですかということもありますし、まさに、いわゆる南北問題って、南と北の関係をどうそれぞれが協力し合って責任を持って変えていくかということなのかなと思います。なので、ちょっと直接カーボンニュートラルの話とくっつけるのはどうかなと思いました。
あと、もちろんLCAの話は非常に重要でして、こういう計算をするときには必ず電気自動車もどうだこうだという話はしています。CO2に関して言えば、よく電気自動車とガソリン自動車、それほどCO2排出量変わらないというんじゃないかとかいう話があるんですけれど、圧倒的に自動車は使うときのCO2排出量が大きいので、製造時も含めて、電気自動車にするとCO2の排出量は大幅に削減します。
これも誤解があるんですが、実は電気量も減るんですね。なので、いかにガソリン車というのは効率が悪いものを使っていたかということなんですが。なので、一個一個それぞれ個別の問題はあると思いますが、当然、そのLCA的な観点から議論しています。
PM二・五、まさに今おっしゃったように、環境影響ということで、基本的には、石炭を使えば大気影響、人が死ぬので、世界全体で今八百万人、大気汚染で毎年死んでいるという数字があります。かつ、それは過小評価なんじゃないかという研究はたくさんたくさん出ています。いわゆるPM二・五ですね。なので、そういうのも考えていけば、カーボンニュートラルによってオーバーオールで人類にとってメリットは非常に大きいんじゃないかなと私は考えています。