明日香壽川の発言 (資源エネルギーに関する調査会)
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○参考人(明日香壽川君) どうもありがとうございます。
最初に、政府のカーボンニュートラルの考え方と違うというふうにおっしゃったと思うんですけれど、雇用が大事だという意味では同じなんですね。政府のカーボンニュートラルの雇用というのは、いわゆる古いエネルギーシステムに関わっていた人たちの雇用です。我々が言っている、かつアメリカなりほかの国がニューディール、グリーンリカバリーという形で言っているのは新しいエネルギーシステムで生まれる雇用です。なので、どちらも雇用が大事だというのは同じです。
じゃ、どっちがどういう意味でその国にとって大事で、それがどうなるかというのはまさに政治の話でして、古いエネルギーシステムを維持したい人たちの力が強ければそっちに行くという、ある意味では単純ですね。どの国でもそういう駆け引きがありますし、綱引きがあります。そんな単純ではないと思います。
ですが、ちょっと繰り返しになりますけど、日本の場合は石炭掘っていないので、石油売っていないので非常に楽なはずなんですけれど、やはりそういう保守的な古いシステムにこだわる、関わる人が非常に多いと。ですが、我々のこのレポートでは、じゃ、そういう人たちが日本の経済に対する影響力は今何%、GDP何%になっているのか、雇用の何%になるかという数字も出しました。圧倒的に日本は今、日本でもエネルギー転換は進んでいます。いわゆるエネルギー多消費産業のGDPの貢献率なり雇用の貢献率は圧倒的にちっちゃくなって、この十年で物すごく変わっています。なので、時代は確実に変わっているので、それをどう見極めて、政治家がどう判断するかということかと思います。