田名部匡代の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○田名部匡代君 ありがとうございました。
調査もされているようですし、今お聞きした限りでは、どういう対策取ればいいのかということも検討されているようですので、関係団体の方々ともしっかり連携していただいて、農家にとってはメリットのあることが世界から見たら環境に悪い農業をやっているということになってはいけないので、しっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。
それでは、大体農水委員会にいるときはこの時期リンゴの話をさせていただくんですけれど、先日も山形県で黒星病が初確認されたということで、前年よりは遅いけれども平年よりは二週間程度早い発生だったということです。
青森県でも、昨年は低温で開花がずれ込んだというふうに記憶しているんですけど、近年はやはり温暖化の影響もあってか生育の進み具合が早くなっています。きちんと生育観察をしながら、雨が降る前、先週末も地元のリンゴ農家さんが、週末雨が降りそうだから、また薬まかなきゃいけないんだと、もう既に五回掛けているという方もいらっしゃいましたけど、そういう適切なタイミングで薬剤を散布して防除対策をする、で、早期発見すると、この防除の徹底がとても黒星病を防ぐためには重要だと思っています。
これも何度か取り上げているんですけど、青森県では特定の薬剤が効かないという耐性菌が発生をしまして、農家の不安も非常に大きかったんですね。これ、一八年でしたでしょうか、農薬取締法が改正をされて、優先審査制度が設けられました。その際にも、私から農水省の皆さんの方にも、是非緊急性の高い農薬として迅速な対応を求めたいというふうにお話ししましたし、委員会でも新薬の承認の見通しなどもお聞かせをいただきましたが、その後、通常なら三年近く掛かる審査が短縮をされまして、一年三か月ぐらいでしょうか、物すごいスピードで新薬が登録されて、地元リンゴ農家の皆さんでもその効果に大きく期待がされているところであります。
ただ、これ周辺園地に被害を蔓延させないためには、申し上げるまでもなく、放任園、これをきちんと対策していかなきゃいけないということなんですけれども、国もいろいろと対策やって、メニューあるんですね。やってはいるんですけど、なかなか追い付かないという状況だと思いますが。生産者からすると、いろいろあるんだけど、とにかく目の前にある放任園をもう何とかしてほしいと、幾ら薬を掛けたって、幾ら手を入れたって、そこが発生源となって病気が広がってしまうのではないかというのが当然切実な生産者の皆さんの思いであって、自治体から御要望もあったのでこれ取り上げさせていただきますけれども、樹木の伐採や処理についての補助金申請を五月か六月に行うと十一月ぐらいに決定されるということなんですね。ただ、この間に病気が発生すれば結局周辺に広がってしまうので、もう少し早くならないのか、簡素化できないか、柔軟に対応できないのかという要請がありました。
緊急的に対応が必要になった場合に事後的に認めるなど、運用面で改善してほしいということですが、農水省の見解を求めたいと思います。